人生意気に感ず「佐田候補の場合。県政の課題も判断材料に。北朝鮮は同志でない」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「佐田候補の場合。県政の課題も判断材料に。北朝鮮は同志でない」

◇早朝、寒気の中の祈願祭、出陣式は11時。必勝祈願も出陣式も遠源は戦国時代に遡る。選挙が戦いであることを物語る。かつては負ければ一族の首が飛んだ。佐田候補の表情に悲壮感があった。

 出陣式の建設会館は過去と比べてやや少なめの人々。注目点は女性が少ないこと及び尾身幸次氏の姿。尾身さんは「アベノミクスを完成させるために一区の火を消してはならない」と訴えた。長身痩、選挙の名人だった人。

 私は県議団を代表して挨拶。「選挙には大義が要ります。今回の大義はやっと奪還した政権をしっかりさせること、アベノミクスを地方に迄及ぼし取り戻した日本を本物にすることです。佐田さんは生まれ変わった気持ちで頑張ってほしい」と。佐田氏は「深く反省し、死にもの狂いで頑張ります」と深く頭を下げた。「死に物狂い」の表現は使わず、その旨が分かる挨拶が欲しかった。

◇2日衆院選公示となり、世の中選挙一色、新聞もほぼ全紙面を選挙で埋める。アベノミクスの是非が問われるがこれが地方及び中小企業に広がるのは正にこれからだ。地方創生がアベノミクスと連動する。地方が活性化することが地方の経済発展のカギであるから。

 人口減・少子化対策、消滅自治体の問題等県政の課題も地方創生と不可分。選挙の判断材料に県政の課題も加えるべきだ。

◇中国軍の元高官が、北朝鮮の崩壊に関して重大な発言をしていることに注目。退役中将の王洪光氏。「北の崩壊時に、中国人は北朝鮮のために戦う必要はない」というのだ。「主体思想を掲げ世襲指導者が治める北朝鮮は社会主義思想を放棄している。社会主義政党間の同志関係はない」と指摘した。

 私が注目するのは中国幹部が北朝鮮の崩壊を予測していること及び社会主義国間の同志関係を否定している点。後者の理由として、主体思想と世襲指導者をあげている。主体思想とは儒教の価値観を政治の基礎に据えたもの。儒教は上下の秩序を重んじる。これを政治に結びつけて、金日成、金正日、金正思を国家の父親と規定する。社会主義は身分を否定することから起きた。だから平等こそ社会主義の中心の原理だから、北の主体思想はもはや社会主義ではないというのだ。北は極端だが中国の一党独裁、少数民族無視も社会主義の原理に反するのではないか。

(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。