人生意気に感ず「総選挙。安倍首相の業績。萩からの感想文」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「総選挙。安倍首相の業績。萩からの感想文」

◇いよいよ告示である。直接の当事者にとっては命がけの戦いであるが、一般の有権者は違う。前回の総選挙は政権奪還、日本を取り戻すという明白な大義名分があった。今回の大義は一般の人にはよく分からない。自民勝利の大勢は動かないが議席数は少し減るだろう。

 安倍政権の大きな政策はこれからである。アベノミクスの発展、地方創生、断固とした外交政策などだ。

 小選区制はよくないと思う。同じ選挙区で自民党同志が激しく争うかつての中選挙区制が民主主義に適していると思うのだ。

◇解散となり、ここで安倍首相の注目すべき業績を客観的に見詰める必要がある。歴代の首相と比べ際立っているのは先ず、国際活動である。トップセールスのための訪問国は50カ国で歴代最多。途上国、新興国へのインフラ等輸出促進は目覚ましい。首相のセールスで受注に結び付いたものに、モンゴルの国際空港建設、トルコの原発建設計画、インドの貨物専用鉄道敷設工事など25件に上る。

 現在進行中の大きな企画は、インドの新幹線である。インドのナレンドラ首相が今年日本を訪ね、安倍首相と熱い抱擁を交わし合意した。全長500キロ、日本による高速鉄道。日本が誇る技術の輸出は、「物」だけでなく、日本の文化への理解と友好交流の促進となる。

◇ノーベル賞の受賞数ではアジアのトップを走る日本。それは日本の技術への信頼と結びついている。私はインドについては特別な思いと期待を持つ。仏教の原点、長くイギリスに支配された国。ガンジーとネールは「ふるさと塾」でも熱く語った。ネールは獄中からの手記「父が子に語る世界の歴史」で、少年の頃日本がロシアを破ったことに胸を躍らせたと書いている。ナレンドラ現首相は、日印両国のことを「活力に満ちた民主主義国家」と強調。両国の提携強化は中国に対抗する意味でも重要である。

◇昨日分厚い封筒が届いた。中味は私をわくわくさせるもの。萩市立椿東小学校5、6年生全員の感想文である。「分かりやすいお話で、吉田松陰先生と楫取素彦さんのことがよく分かりました」、「まゆと生糸は日本一、つるまう形の群馬県という上毛カルタの意味がよく分かりました」「遠い群馬から萩までありがとうございました等」。子どもたちの光る瞳がこのように受け止めていたことを知り胸が熱くなった。

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。