人生意気に感ず「日中首脳会談遂に。私の全国向け書の出版。萩市の講演」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日中首脳会談遂に。私の全国向け書の出版。萩市の講演」

◇中国がようやく動き出した。日中両首脳が会談することになった。私は20日から群馬県日中友好協会会長として訪中するので、中国の動きに注目していた。尖閣を巡り、戦闘機が30mに近づくほど、異常に緊張し正に一触即発。戦争になるかと思われた時もあった。そんな状況下で群馬県日中友好協会は成立し、嵐の中を耐えてきた。

 安倍首相と習近平主席はAPEC開催中の北京で会談する。会談前に合意文書を発表した。その中味を見て、私は巧みに練られた文書だと感心した。安倍氏は、前提なしに会うことを主張し、中国側は(1)靖国に参拝しないこと、(2)尖閣に領有権問題有りと認めることを主張していた。 合意文書は(1)には全く触れず、(2)は「異なる会見を有していると認識」となった。その上で、戦略的互恵関係を続けること、政治的信頼関係構築に向けた努力、不測の事態回避の危険管理メカニズムをつくることなどを盛り込んだ。戦争回避の期待が得られて私はホッとした。

 中国の世界戦略を見て、私は、魏・呉・蜀の三国志の世界を連想する。強(したた)かな権謀術数の国なのだ。安倍政権の強い姿勢をしっかりと受け止めていると私は見る。 APECでは、ロシアのプーチン大統領とも会議する。北方領土の重要さは尖閣諸島の比ではない。ウクライナ問題で世界から侵略を非難されるプーチンは日本に接近したがっている。

 世界の超大国と日本が堂々と渡り合う姿は韓国や世界から孤立を深める北挑戦に影響を与えるに違いない。安倍さんは内外の難しい状況でよくやっている。ダイナミックな外交振りは下がりつつある支持率をアップさせるだろう。アメリカの世論が日本をアジアで最重要の国とみているという最近の調査に胸が熱くなった。

◇私の全国向けの著作「楫取素彦ー吉田松陰が夢をたくした男」が遂に完成した印刷工場に移った。印税8%の契約書も交わした。全国の書店に案内のチラシが渡り、九州のある大きな書店からは300冊の予約が出版社に入った。この本を18日の萩の懇親会で人々に渡す。会には野村市長、明倫小・椿東小の両校長も出席する。私は両小学校の講演に力を入れるつもりだ。17日には萩の顕彰会会長中原さんとエフエム萩に出て楫取を語る。(読者に感謝)


☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。