人生意気に感ず「危険ドラッグの危険。カジノ解禁。エボラとペスト。御嶽山」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「危険ドラッグの危険。カジノ解禁。エボラとペスト。御嶽山」

前橋地裁が最近危険ドラッグに関する事件で容疑者に1年8月の実刑判決を下した。危険ドラッグの害が群馬にも広がっているのではないかという危惧から、私は、今議会でこの問題を取り上げた。私の指摘には、危険ドラッグによって犯罪を起した人がいた場合、使用目的を承知して売った業者に、その犯罪の封助罪の適用を検討すべきだと言う点があった。

 先の希望がもてない社会で、刹那主義の風潮が広がっている。せめて今がよければという意識が薬やギャンブルに走らせる。

 危険ドラッグがネットで売られるのを阻止しなければならない。警察庁からネット情報の収集を委託されている「IHC」は危険ドラッグの広告を違法情報、有害情報として警察庁に通報することになる。

臨時国会でカジノ解禁法案が審議される。刑法で賭博を犯罪としながら、競輪、競馬を公営で行い、またカジノの解禁となるのか。享楽主義、刹那主義に拍車をかけるでのはないか。パチン狂いなどのギャンブル依存症が増えて大きな社会問題になっている。カジノ解禁はギャンブル狂いにお墨付を出すような錯覚を与え依存症を増やすのではないか。

エボラがアフリカから世界に広がり始めた。フランスとアメリカで感染者が出た。国連が緊急事態宣言を発表しアメリカが軍を出す事態は、エボラ熱が人類の危機であることを示す。西アフリカ四国で感染者は3,069人以上、死者は1,552人を超えた。

 中世ヨーロッパではペスト(黒死病)で人口は半減した。エボラの対応が失敗すれば、世界の人口は半減する、エボラは現代のペストだと警告する声もあるのだ。中世と異なる深刻な点は世界が激しく一体化していること。エボラは中央アフリカのコンゴを流れる川の名。ここでウイルスが始めて採取された。コンゴはかつてベルギー領で、私が少年時代愛読した山川惣冶治の「少年王者」の世界である。

台風18号が関東に近づいている。大東島あたりでは風速60mであったが、現在も40mを保っている。異常気象の常態化だ。台風は御嶽山も容赦しない。死者51人で、安否不明が未だ16人もいるらしい。御嶽山爆発と過去10年で最大の台風18号は私たちに何を警告するのか。少なくとも、大災害時代の幕開けである。薄い地球の表皮の下にマグマが動いている。巨大地震も不気味に近づく。原発は大丈夫なのか。(読者に感謝))


私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。