人生意気に感ず「小渕入閣の意味。デング熱・エボラ。警視庁を見る」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「小渕入閣の意味。デング熱・エボラ。警視庁を見る」

北海道出張中に内閣改造とデング熱のニュースが群馬から伝えられた。内閣改造は専ら小渕優子さんの入閣。経相のポストについた。「女性官僚の目玉」、「経済の復興」、「原発問題」などに注目が集まる。

 人口減少社会が進む中で、社会の活力を支えるカギは高齢者と女性である。この2つの分野には潜在的な人的活力が無限に近い程存在する。役員を入れて6人の主要ポストに女性を当てたのは、今後、社会に女性が大きく進出する契機になる。優子さんは2児の母として、原発に関しても女性の立場を意識するだろう。閣僚待ち50人の不満が言われるが、枝葉の問題である。

デング熱情報は、視察同行の教育長から伝えられていた。県内男性に「可能性」ということであったが、感染は現実となった。みどり市の10代男性。代々木公園で蚊に刺されたらしい。

 同公園の蚊からウィルスが検出され、同公園は閉鎖された。患者の血を吸った蚊が他の人にウィルスをうつすウィルスを持つ蚊は、公園外に広がっていると見るべきだろう。

 ウィルス感染の時代に入った。行政の役割は先ず情報提供。その後は、個人の自衛手段が重要だと思う。本県の重要機関は、県保険予防課と環境衛生研究所である。国内感染者は確認されたものが59人となった。

一方「エボラ」はより深刻だ。西アフリカという遠方だからといって油断は出来ない。死者1900人、感染者は疑いを含めて3500人。拡大は続くに違いない。WHOは、開発段階にある薬の使用を検討始めた。非常時なのだから止むを得ない。国民の無知が感染拡大を助けている。アフリカの片隅の問題が全世界に波及する時代である。世界は一体ということを、エボラ熱は訴えている。

視察の最後は、警視庁だった。治安を守る砦の姿を見た。防犯カメラの機能と問題点を知るきっかけとなった。歌舞伎町一帯の無法ぶりは目に余る。性風俗の店は無届を入れると5千店舗もある。防犯カメラは200m離れた車のナンバーを読み、自動販売機の光でカラー映像をつくれる。問題は個人の権利の保護。一週間に限り映像を保存し活用する。犯罪が大幅に減った。一般商店が設置する場合はと質問した。行政が補助する条約として管理運用の規定を作らせる。この中で権利保護が図れるという。世界に誇る日本の警察力を見た。


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