人生意気に感ず「日中友好総会。校長の免職。ドーハ。世界遺産登録」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日中友好総会。校長の免職。ドーハ。世界遺産登録」

◇昨日、日中友好協会定時総会に出た。続く懇親会には程(てい)中国大使も出席し例によって慎重に準備した文を読みながら挨拶した。総会の注目事項の一つは20年間理事長を務めた村岡久平氏が勇退し新理事長に岡崎温氏が就いたこと。

 大使の発言中次の点が私の関心をひいた。「中国は日中関係を重視している。戦略的、長期的に正しい方向に発展することを望んでいる。民間友好のバトンを若い世代に受け継いでいきたい」

 懇談の中で重要な情報が交わされる。ある要人が私に語った。「意外に早く改善されるだろう、外務省の幹部が今北京に行っている、いろいろな動きがある」と。中国からの観光客が増えると話す大使の表情にもそれが現れていた。なお大使は先日の群馬日中友好協会総会のことにも触れていた。

◇教育委員会から昨日懲戒処分の報告と教育長のコメントが届いた。盗撮校長の免職、手当を不適正受給した職員の戒告、生徒へ不適切行為をした教諭の停職に関するもの。

 中でも校長の行為は学校のトイレ内で隣の個室から女性教諭をスマートフォンでと材料が揃ったもので全国的に注目された。教育長は校長の行為につき県民の期待を裏切る許し難いもの、学校の最高責任者たる校長としての自覚と使命感の高揚を図り全職員の服務規律の徹底に向けて全力を尽くすと決意を示した。

 教委は今対社会の説明で頭がいっぱいだろうが重大事は対児童・生徒。彼らの先には盗撮に象徴される危険な社会が待ち受けている。校長の事件を活かさねばならない。

◇知事及び数名の議員がドーハに向った。「世界遺産登録決定が今週末、担当課から議員にメール送信される」とのFAXが来た。ドーハはカタール国の首都。カタールはアラビア半島のペルシャ湾に突き出たカタール半島を占める国。イギリスから独立した人口45万の国。世界遺産がなければ注目する人はほとんどいないだろう。担当課によれば、21日が濃厚だが20日深夜の可能性もあるらしい。上州の伝統と近代技術を結びつけ器械製糸を世界に広げた。そして日本の産業と文化が結びついて世界に広がった。今日に生かすことは観光だけではない。深い意義を易しく説明しないと観光も長く続かない。

◇明日、伊勢崎1中で570人に楫取を語るが、大勢を退屈させない材料として、世界遺産、田島弥平、銘仙、NHK大河を使うつもり。(読者に感謝)