人生意気に感ず「校長の盗撮。着ている下着を奪う。不明女子高生。館林小の楫取」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「校長の盗撮。着ている下着を奪う。不明女子高生。館林小の楫取」

◇群馬の小学校長が勤務先で盗撮とは。ケータイのニュースを見てまさかと驚く。県迷惑防止条例違反と建造物侵入違反。実態は前者。形は微罪の範ちゅうだが、教育の責任者が学校のトイレに忍んで20代の女教師を盗撮とは破廉恥極まりない。

 小学校校長の存在は社会倫理を守る防波堤である。この事件は小学校の道徳教育の擁壁を一挙に崩した。混乱は当該校に限らないだろう。

 高崎市立大類小学校は前橋市在住の56歳。家庭があれば妻や子にとって本人以上に打撃だろう。法律は微罪でも強い社会的非難を受ける。

◇同時に報道されているのは女性が身につけている下着を剥ぎ取る連続事件。江戸川区で3件起きている。どんな技を使うのかと首をひねった。押し倒して脱がせ一目散。女性に怪我はない。正に神技か。こちらは相手の反抗を抑圧させてものを奪うから強盗罪である。しかし、社会的責任は校長の方がはるかに大なのだ。

◇ワイセツ、性犯罪が急増している。成熟社会は倫理を個人の自律に任せるのが原則とはいえ、人間は進歩していないのが現実。単純な歯止めが必要なのだ。「ヘアー」を解禁して以来、何でもありの気がする。チャタレイ裁判が枯れ果てた感がする。

◇熊本県の不明女子高生らしき白骨遺体が発見された。別件の強制わいせつで逮捕された47歳の男が供述しているらしい。発見はその供述に基づくが、腐敗が激しく性別年齢も分からないという。紙面から腐臭が伝わるようだ。

 容疑者はインターネットで知り合った別の少女にしたみだらな行為で逮捕。不明女子高生ともケータイで通話していた。ケータイは魔法の杖だ。誰でも魔法が使える点に問題がある。甘いお菓子のような誘惑を無抵抗な子どもに与える。何とかしないと社会が崩れる。

◇7日、ダブルヘッダで楫取の講演をした。午前は渋川女子高同窓会、午後は教育プラザの歴史の会。歴史の会の時、一人の参加者から「楫取素彦と館林一小」という資料を頂いた。館林第一小校長・新井操氏の文章である。

 内容は楫取素彦が県令として赴任以来計5度も館林小を訪れ、優等生を励ましているというもの。校長は「楫取がいかに教育に力を注ごうとしていたか、楫取の教育への思いの強さと大きさを伺うことが出来る」と述べる。渋川の小学校にも「読宜勤、記宜熟、作宜多」の扁額がある。各地の小学校を巡ったのだ。(読者に感謝)


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