人生意気に感ず「人生のドラマだ。孔子文化賞を。オバマの決意。北の譲歩」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「人生のドラマだ。孔子文化賞を。オバマの決意。北の譲歩」

◇人生をドラマとすれば、今日から幾日間かは私のドラマの一つの山場。今朝7時半、県庁Gフェイスカフェで後援会の役員会を行う。全地域の代表20数人の前で私はある決意を語る。6月3日、議場で登壇する私は長い議員生活を振り返りながら歴史を主題にした一般質問を行う。初めて県議選に挑戦した時、県民会館に応援で駆けつけた恩師、元東大総長の林健太郎先生は歴史を生かした政治家になれと励ましてくれた。あの時の光景が甦る。光陰矢の如し。私の胸に感傷はない。新しい人生のステージが待つのだ。

◇昨日、夕刻、ホテルグランドパレスに駆けつけ孔子文化賞を受賞した。大ホールには数百人の参加者がいた。孔子75代の当主孔健氏は平成21年に訪ねた山東省曲阜以来の仲。この人が私の文化活動に注目して推薦し受賞となった。ノーベル賞受賞者の莫言氏は北京から来た代理が出ていた。私の隣りには高野山大阿闍梨・池口恵観氏が。賞状と共に贈られた「論語」は価値あるもの。中英日韓の四国語で解説。改めて論語の中味に注目した。時代を超えた世界のベストセラーで「中国の聖書」と言われる。現在の中国の為政者こそこの論語に学ぶべきだと思った。

◇帰りの車中で、ケータイのニュース「オバマ中国を非難」を読む。ロシアのウクライナ、中国の南シナ海、それぞれの行動を侵略とし、「見逃さない」と決意を示した。オバマの弱腰がこれらを招きアメリカの威信を傷つけたと国内からも批判が出ていた。オバマの外交演説はこれにこたえたものだ。

 国際政治が微妙で複雑なパワーゲームであることを知る。オバマが「アメリカは世界の警察ではない」と表明しただけで中ロ侵略行為に影響が及ぶのだから。

◇北朝鮮が驚くべき変化を見せた。拉致問題につき全面的な再調査を行うと表明した。安倍首相は、拉致の疑いがある行方不明者も含め全面的調査が約束されたと述べた。背景にはギリギリの所まで追い詰められた北朝鮮の現実がある。国民を飢えさせてミサイルや核に膨大な金を使う。こんな狂気を中国も助けられない。生きる道は日本との関係改善のみだった。

◇日本は内憂外患の中にも良い方向に向かっている。安倍政権は幸運に恵まれているのだ。おごらず、舵を間違えなければ東アジアの市場を広げられる。群馬の国際戦略もその中にある。(読者に感謝)


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