人生意気に感ず「火の車中国、世界戦の恐れ、渋川で楫取の講演。FM萩で楫取を語る」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「火の車中国、世界戦の恐れ、渋川で楫取の講演。FM萩で楫取を語る」

◇中国の戦闘機2機が東シナ海で自衛隊機に異常接近した。35mと50m。防衛相は「常軌を逸した行動」と批難。最近の火の車中国の一環で中国との戦争も有り得ると思わせる。

 中国は世界の火薬庫となりつつあり世界的大戦争の可能性が進行している。ベトナムとフィリピンは日本との共闘を呼びかけている。中国は「ウクライナ」で世界の批判を浴びるロシアと手を組んで日米と対抗しようとしている。

 中国の国内問題も深刻。習主席訪問に合わせウイグルで大規模な爆弾テロが起きた。国内少数民族問題は獅子身中の虫。一党独裁体制も危機に。前記火の車とはこのような外憂内患を指す。「異常接近」は、このような中でもテンションが異常に高まっていることが原因だろう。

◇中国はベトナムを脅迫している。「最終的に中国からどんな仕打ちを受けるか覚えておくがいい」と。ベトナム国内では多くの中国人が行方不明、拉致、惨殺される等の情報も。中国は国境に軍隊を集結させ東シナ海にもミサイル搭載の軍艦を配備し始めた。私たちが想像する以上の事態が進行している。安倍政権の「集団的自衛権」もこのような状況と無関係ではない。一方で、オバマの弱腰が批判されている。それぞれがメンツを気にして冷静さを失うと世界は大変なことになる。世界史の大きな舞台が一気に展開する固唾をのむ瞬間なのだ。

◇渋川市赤城公民館で楫取の講演会を(24日)。約140人参加し、「楫取読本」が70冊ほど売れた。地元問題として伊香保温泉と楫取の関係も話した。楫取は約5年間の猶予期間を設けて県内の「廃娼」を実施すると布達したが、木暮武太夫は名湯を守る悲願からそれを待たず廃娼を実施した。ベルツと楫取が伊香保の温泉街を歩いたとき2階の遊女から水をかけられた話も伝わっている。6月7日には、午前11時にロイヤルで、午後2時に岩神町の教育プラザで講演する。後者は一般人の参加が可能。

◇エフエム萩企画の電話対談に応じた。約30分。7月5日(土)、「花燃ゆ」コーナーで放送する。向こうが是非訊きたいという項目に富岡製糸世界遺産登録のことがあった。萩でも、松下村塾、吉田松陰などの近代史遺産を世界文化遺産にという動きがあり、その参考にしたいというのだ。富岡製糸場が持つ日本の産業革命に於ける価値の普遍性やシルクの大衆化に果した役割などを話した。昨日の臨江閣の茶会では正客を努め畊堂庵と楫取の関係を話した。(読者に感謝)


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