人生意気に感ず「小説のような振り込め詐欺。ASUKAの闇。セウォル号とウルムチ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「小説のような振り込め詐欺。ASUKAの闇。セウォル号とウルムチ」

◇振り込め詐欺があとを絶たない。ビジネス化しアルバイト感覚で関わる若者がいる。一方人情に弱い高齢者が狙われている。昨日、私のケータイに小説のようなニュースが入った。

 80歳の女性は指定の品川駅へ来て電話すると近くのコンビニへと言われる。その途中道に迷って交番へ。あとをつけていた受け子が交番の隣の駐車場で声を。「息子さんの変わりに受け取りに来ました」と。女性に偽の息子のケータイを教え確認の電話をさせる。女性はATMの封筒入りのビニール袋を下げている。やりとりを交番の警官が見ていて取り押さえられた。女性は250万を渡すところだった。26歳の容疑者は27万入り封筒を持っていた。成功報酬である。ほかに3回受け取ったと。

 トカゲの尻尾で背後迄追及不可であろう。「振る込め」は日々手口を進化させている。高齢社会に巣をつくる白アリ現象。日本人の精神迄も食い荒らされている。

◇ASUKA逮捕は芸能界に波及するだろう。憲法スレスレを含め薬物の害が社会に広がる。有名な芸能人もやっている。捕まってもやがて復帰する。繰り返すこのような流れは社会に薬物を広める宣伝効果を果たしているのだ。つかまる芸能人は男女の問題に使っている。爛れた快楽の世界が窺える。公共性の高い芸能界にこのような者たちを登場させるべきでない。

 ASUKAの自宅から「ADMA」、覚せい剤のパケ、成分簡易キット等が押収。髪の毛も分析中。人間の髪は1ヶ月で1センチ伸びるので、使用時期まで分かる。ASUKA容疑者は廃人寸前の中毒者に。暴力団の関わりもいわれている。情報ではASUKAは芸能人の実名を次々吐いているらしい。芋づるだろう。白あり退治のチャンス。徹底させるべきだ。

◇隣国の大事件を冷たく突き離すべきではない。韓国のセウォル号沈没事件は宗教団体の捜査など果てしない闇に向かって突き進んでいるようだ。中国ではウルムチでまた大規模なテロが起き31人が死んだ。中国は史上かつてない躍進を遂げる一方で国内に底なしの矛盾を抱える。チベットを初めとする少数民族の深刻な対立を抱える上に一党独裁がこのままでは限界に近づきつつあるようだ。指導者が真に賢明なら政治を改革するだろう。思想の統制は国民の心を閉ざすから良いアイデアが出ないし力の結束も生じない。ルネサンスで天才が開花したのは心の縛りがなくなったからだ。(読者に感謝)


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