人生意気に感ず「役員選考の今昔。私の質問項目。書肆侃侃房。遠隔操作犯罪」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「役員選考の今昔。私の質問項目。書肆侃侃房。遠隔操作犯罪」

◇昨日は役員選考委員会の日、委員長は私。自民党の幹事長以外の役員、議会の役員候補等が決まった。幹事長は先日、織田沢俊幸氏に決まった。議会関係は26日の開会日に正式に決まる。自民党が多数なので候補と決まった人が確実に正式に決まることになる。議長候補は須藤昭男氏、副議長候補は狩野浩志氏である。

 選考員会では主要ポスト毎に決めるのでその都度委員会で協議し決まったことを議員団に報告した。午前中に全部が決まった。かつて福田、中曽根両派でポストの奪い合いがあった頃は決定が深夜に及ぶことがあった。今昔の感に耐えない。

 議員総数は47名。最近まで48名であったが茂木英子氏が安中市長に転出し1人減となった。自民党は31人。そのうち、田所三千男氏は未だ意識が回復しない状況である。

◇午後、質問者の打ち合わせがあった。一般質問は3日間(5月29日、30日、6月3日)で12人が登壇、そのうち自民は8人、私は最終日の最後で持ち時間は65分。質問項目は①楫取素彦と人興し地域興しについて②中国をめぐる国際戦略と民間の役割について③「3・11」の教訓をいかに生かすか④鳥インフルエンザへの対策について⑤スポーツの役割と健全化⑥憲法教育について。一応6項目を政調会に届けたが、時間内に行う関係で調整しなければならない。普段ブログなどで発信していることを念頭に執行部に切り込むことになろう。

◇福岡市に「書肆侃侃房」(しょしかんかんぼう)という出版社がある。社長の田島安江さんという人に昨日前橋で会った。面白い名だ。肆(し)は田畑にのび広がる雑草の名、侃侃(かんかん)は性格などが強くのびのびとして正直なさま。社の目指す方向が窺えるようだ。

 田島さんは詩人でもあり、獄中でノーベル平和賞を受けた劉暁波の詩を初めて邦訳し、「牢屋の鼠(ねずみ)」を出版した。私の「楫取素彦読本」に興味を持ち、中味を全国向けに少しかえて出版させて欲しいという。「読本」の今後の運命に関わることになるのか。

◇犯罪に高度技術が使われる時代になった。スマートフォンを河川敷に埋め、それを別のところから遠隔操作して情報を発信する。アリバイをつくることが出来る。片山被告の犯行は新時代の新しい犯罪の手口になるのか。(読者に感謝)


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