人生意気に感ず「警察学校の若者たち。スタップは本物。小樽の日中友好協会」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「警察学校の若者たち。スタップは本物。小樽の日中友好協会」

◇「敬礼」の声と同時に生徒たちは一斉に立った。警察学校の新任警察官。権力で市民を守り、時に対峙する。愛国心、人権感覚、志、教養、こういうものが求められる最前線の若者たちに私は楫取素彦と吉田松陰を語った。80分があっという間に過ぎた。聴衆が熱心に耳を傾けるとき話す人は廃れないのである。黒船に乗り込む松陰、単身でニューヨークに渡る新井領一郎の姿に学んで欲しいと訴えた。

 他では力説しない廃娼運動を語った。人間尊重、女性解放を時代にさきがけて断行した楫取の勇気と見識はこれからの警察活動に於いて何らかの役に立つのではないか。

◇小保方晴子氏に注目している。理研の発表に始まる総叩きによって一度は葬り去られたかと思ったが反撃に転じなかなか善戦している。論文の作成にミスがあったが、スタップ細胞はどうやら存在するらしい。2百回作ったということ、第三者の成功例も事実のようだ。小保方氏と共に論文をまとめた笹井氏が今日午後記者会見する。笹井氏はES細胞から体の組織をつくる研究の第一人者で、「スタップは本物だ」と既に発言している。また、ハーバード大のバカンティ教授は「スタップ細胞は必ず存在する」といい、小保方氏に対し「ボストンに戻っておいで」と語っている。面白くなってきた。理研が性急に幕引きをしようとしたのは何故か。これからの成り行きにどう対応するのか。日本でごたごたしている間に技術的な成果がどこかへ流れてしまうということはないのか気になる。

◇私は中国の独裁政権が生き残る上で最も重要な国の一つが日本なのだと思う。13億人以上の国民と深刻な矛盾を抱える中国は現在危機にある。急速に進む少子高齢化、それに対する福祉、悪化する環境等を打開するためには日本の協力が必要だ。医療や技術に関しても同様である。一方、軍事的暴走に対して毅然とした対応をとらねばならない。私たちは賢くしたたかに中国と友好を進めねばならない。この点で歴史的視点は極めて重要だ。両国関係は特に過去があって現在があるからだ。

 最近、小樽市日中友好協会会長の佐藤幸子さんからメッセージを頂いた。それには、「遣唐使、遣隋使の長い歴史を思いますと、今のことは瞬きをするような一瞬のことと思われます。気を長く持って努力致しましょう。」とある。佐藤さんの祖父は榛名神社の宮司とか。


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