人生意気に感ず「チリの巨大地震。楫取の3カ国読本。9条にノーベル賞」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「チリの巨大地震。楫取の3カ国読本。9条にノーベル賞」

◇昨日朝、巨大地震のニュースが駆け抜けた。チリ沿岸、M8.2、2mの津波とも。またかと思う。現在3日の午前1時半。ハワイで58センチの津波を観測、やがて、日本沿岸にも数十センチの可能性を報じている。昨日は早く寝たので、0時に起きた。午前中、大河ドラマの関係で渋谷のNHKを訪ねる予定。

 わきにある音を下げたテレビはAM3時頃地震情報ありと報じる。チリは太平洋を隔てて地球の反対側。日本とは政治・社会的関係は薄いが、昔から地震でつながる。昭和35年(1960)のチリ津波は119人の死者が出た。「3・11」の津波被害の直後であること、及び南海トラフ型地震の津波が近いと予想される状況下にあることから、東北沿岸などは騒然となっている。

 今、波の先はどのあたりか。最大速度は新幹線を超える。果てしない海原を真一文字に日本に向う大軍団の姿を想像する。朝鮮半島や中国に対しては日本列島全体が絶好の防波堤になっていることを改めて思う。

◇楫取素彦に関する3カ国読本が出来た。タイトルは「吉田松陰と楫取素彦が築く日本と群馬の礎」。著者は私で、発行は「NIPPON ACADEMY出版室」日本語を主とし、英語と中国語が添えられている。この3カ国読本は「人間塾」開塾のメッセージとして作られた。「人間塾」は、グローバル化が進む中で、各国の若者がそれぞれの文化や歴史を尊重し合いながら学び合い理解を深めることを目的とする。発想の原点は現代の「寺小屋」である。

◇先日(3月20日)、上海で、群馬県日中友好協会(会長は私)は上海の対外友好協会との間で交流の協定を結んだ。その基盤は文化の交流にある。文化は心の産物だからだ。その際「楫取素彦読本」を紹介した。そして、具体的な交流の一歩が進みつつある。今月7日、大沢知事、福田元首相と私は再度上海を訪れるが、3カ国読本を持参することになっている。

◇STAP細胞の動向に注目する。小保方さんを指導したハーバードの教授は論文作成のミスは科学的結論に影響しないと発言。ネイチャーも慎重な態度をとっている。

◇憲法9条にノーベル平和賞をという動きが広がっている。受賞者を日本国民として推薦運動を進めている。一主婦の発想だが興味あることだ。仮に実現するとすれば、9条擁護の大きな援軍になるだろう。私は近い将来、憲法の読本を書くが、一つの材料となるだろう。(読者に感謝)