人生意気に感ず「安倍・朴・ノドン緊迫の東アジア。ロボットスーツ。伊香保と楫取」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「安倍・朴・ノドン緊迫の東アジア。ロボットスーツ。伊香保と楫取」

◇安倍首相と朴大統領が握手しオバマ大統領が中央で見守っている。オバマが舞台設定をした感を受ける。この時、北朝鮮のミサイルが発射された。また、つい最近、習近平主席と朴大統領は日本に見せつけるように共闘の姿勢を示した。このような、中・韓・日・北朝鮮の複雑な構図に中国と米国の対立が重なる。米国は台頭する中国に対抗するために同盟国である日・韓との連携を重視する。日・韓が対立していては同盟関係は有効に働かない。日・米・韓の連携は北朝鮮のまさかに備える上でも欠かせない。中国は、日・中・韓の同盟にくさびを打って崩そうとしている。

 複雑な網の目のような国家関係は戦国乱世のようだ。中国はその長い歴史から権謀術数に慣れている。日本の外交力が正に問われる。安倍首相は笑顔で朴大統領と握手した。政治家は役者であることを求められる。安倍さんの笑顔は北のミサイルより効果があるだろう。

◇昨日、福祉施設の理事会でロボットのことが話題になった。人手不足と高齢化が進む中で、将来人間とロボットの役割分担が益々進むだろう。

 日本のロボット技術は世界の先端をゆく。その原点は鉄腕アトムだと思う。多くのロボット研究者がアトムのファンだったと語る。

 ロボットベンチャーのサイバーダインが東証マザーズに上場した。日本のロボット専門メーカーだ。人の手足の動きを保護するロボットスーツを開発した。足が弱くなったお年寄りがトイレに行ったり動くことが楽になる。需要は拡大するだろう。

 ニュースを聞いて中国を思った。急速に高齢化が進む中国では将来高齢者の福祉サービスで日本に学ぶことが多いと先日、中国人が話していた。ロボットスーツに限らず日本のロボット技術が世界の市場に進出する時が来た。

◇伊香保のおかみと楫取の講演で打ち合わせをした。大河ドラマに備える意味もあって話題の材料にしたいということもあるのだろう。

 楫取と伊香保に関しては木暮武太夫が重要な意味をもつ。楫取が明治15年に廃娼を布達した。それは猶予期間を設けて明治21年6月限りとした。木暮は天下の名湯伊香保が遊廓によって風紀が乱れていることを憂いて、その期限を待たずに明治16年に実行した。福沢諭吉の家に住み込んで慶応に通い、後に県議を務め第一回の総選挙で当選し国会に出た人。廃娼運動の中で、このことも話したいと思う。(読者に感謝)