人生意気に感ず「舛添氏雪の中の大勝。日中友好パーティー。佐村河内氏の嘘」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「舛添氏雪の中の大勝。日中友好パーティー。佐村河内氏の嘘」

◇都知事選は舛添氏がおよそ211万3千票を得て空前の勝利を納めた。首都は46年ぶりの大雪に見舞われ、投票率は34%余という低さ。昔から大事件は多く大雪の日に起きた。猪瀬氏の失脚という異例事態で始まった首都決戦は記録的な雪で幕を閉じた。首都の前途に波乱を感じる。首都直下地震、オリンピック、高齢少子化、原発とエネルギー等々、難題が山積している。舛添氏は、これらを乗り越えて素晴らしい東京、素晴らしい五輪を実現すると抱負を語っている。

 国際政治学者の東大助教授から転身して政界に飛び込んだ。妖怪変化もすむ生臭い政治のジャングルには戸惑ったであろうが厚労相として実績を上げた。様々な候補者が並んだ今回の選挙、都民は比較して都の顔を選んだ。面白さという点では慎太郎が上かも知れないが危うさがあった。舛添氏は実務型の知事になるだろう。

 細川氏が舛添氏の半分に届かなかったことに驚いた。年齢の点、反原発に絞り過ぎたことがマイナスになったか。小泉氏の影響力が低下するだろう安倍政権には有利な結果となった。

◇7日、群馬県日中友好協会の新春交流パーティーが前橋のホテルで行われた。直前になって大使夫人汪婉氏が出席することになった。北京生まれで東大大学院の博士号を得た人で上海華東師範大学歴史学部教授でもある。

 汪婉さんは、反日教育のことが言われるが、中国の若者は皆日本のアニメが大好きでアニメで育った。中国へ帰るといつも日本のアニメを語るが、現在それが出来なくなったと語っていた。又、夫人が遠くの他人より近くの隣人という諺をあげて日中関係の重要さを語った点が注目された。

 交流の中で日中の情勢が変化していることを感じた。多くの中国人は日本が好きである、そして最近は日本訪問の中国人が増えている。次の東京五輪には多くの中国人が参加するに違いない。誰が都知事になるか気にかかった。

◇「現代のベートーベン」から転落した佐村河内氏は世間を欺き続けた。多くのコンサートは中止となり損害賠償のラッシュになるか。

 広島市は「広島市民賞」を取り消し被表彰者としての面目を汚すものと表明した。ソチ五輪の高橋選手にも関わる。「耳は聞こえているか」も問われている。全聾までも偽装とすれば大がかりな詐欺行為。聾の方々に影響も。

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