人生意気に感ず「総括質疑通告の期限。県女子大の講演。汚染水ブロック。受動喫煙」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「総括質疑通告の期限。県女子大の講演。汚染水ブロック。受動喫煙」

◇30日、決算特別委員会の総括質疑が行われる。今日正午が質問通告の期限である。私の質問項目には災害対策や部活の指導の在り方に関するものがある。

 災害対策の核心は具体的避難計画を作れというもの。どの地域の人は、誰がどういう方法でどこへ逃げるかということだ。群馬は安全神話に支配されているだけにのんびりと構えていられない。27号、28号の接近のニュースを聞きながら心は逸る。

 体罰はクラブ活動で最も多い。殴ったり蹴ったりでは真の力を引き出せない。スポーツ嫌いを生み、教育の目的である生きる力を育てることも出来ない。学校外の地域の支えが必要だ。地域関係者から成る「部活動検討委員会」の推進を取り上げ、この問題に取り組む教育長の決意を聞くつもりだ。

◇明日、県立女子大で記念講演を行う。題は、「楫取素彦に学び受け継ぐべき事」。続いてパネルディスカッションが行われる。

 群馬県民の日、群馬学連続シンポジウムである。台風の動向が気になる。嵐の中の講演は、風雲急を告げる動乱の中を生きた楫取を語るにはふさわしいかもしれないが、参加者が少なくなるだろう。

 楫取は松陰から託された「至誠」の言葉を胸に難治の県に登場した。人々が心の指針を失った現代、私たちが受け継ぐべきことは、これではないか。このようなことを胸に話すつもりだ。この文を読んだ方に参加をお願いしたいと思う。明日午後1時県立女子大講堂で。

◇国会の論戦に耳を傾けて思うことは、日本が嵐の中にいることだ。様々な課題が飛び出すが、汚染水問題は深刻だ。日本の技術と力でなぜ早急に解決出来ないか。首相は、五輪誘致演説で「完全にブロックされている」と発言。

 ブロックという表現は抽象的だから、その実を早急に示さないと風評被害が広がる。首相の発言は世界に対する公約だから実現出来ないと詐欺と言われる。六本指の奇形で風刺したフランスの漫画を非難出来なくなる。

◇前神奈川県知事が禁煙法を作れと迫った。受動喫煙の害を訴えていた。吸う人は吸わされる人の不愉快を理解しない。迎える客にとっては最悪のもてなしだ。 オリンピックでは、「おもてなし」が最重要ポイントだろう。肺がんの原因物質が放置されているようでは日本の文化が笑われる。(読者に感謝)