人生意気に感ず「スカート盗撮とマルコポーロ。医院火災で10人の死。前園の暴行」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「スカート盗撮とマルコポーロ。医院火災で10人の死。前園の暴行」

◇スカート内の盗撮が過去最高と県警が発表。「摘発は氷山の一角」といわれる。女性のスカート内に関心があるのは分かるが、社会的地位のある、教員、警察官、裁判官などまでが手を下し、その地位を失っていることは本当に理解に苦しむ。

 ここで思い出すのはマルコポーロの東方見聞録にある話だ。キリスト教が大嫌いなイスラムのカリフがキリスト教徒を一掃するために難題を出した。聖書には祈りによって山を動かすとあるが、ではあの山を動かしてみよ。出来ねば皆死刑だと。ここで、この上なく善良なキリスト教徒の盲目の靴屋が登場する。あるときこの店に美人が靴を求めにきた。その脚の美しさはどこを捜してもない程。靴屋は誘惑に負け目を注いで快楽を貪ってしまった。靴屋は自分の目をくりぬいて反省した。この靴屋は両手を天に上げ祈ると山は崩れて移動したという。

 巷にはひざ上何十センチの挑発的美脚があふれている。しかも、それを盗み見る魔法の道具もあふれている。誘惑に負けると目をくりぬかれるのと同様な制裁を受ける。見聞録には1225年にバウダックで起きた山の大奇跡とある。

◇福岡市の医院火災で10人が死んだ。亡くなったのは全て高齢者。死因は煙を吸いこんだこと。

平成21年3月に本県で起きた「静養ホームたまゆら」の火災でも10人が焼死した。こちらは高齢者の施設であるが両者には共通性がある。医院にも足が弱く逃げられない高齢者が多いからだ。

 安部医院長は葬儀の会場で土下座して遺族に謝罪した。防火扉が開いていたとか、避難訓練を実施しなかった等が指摘されているが、一度び火災が起きればどこでもあり得る事件である。冬が近づく。また、同様な事件は不思議に続く。医療施設も福祉施設も十分注意しなければならない。

◇元サッカー日本代表の前園が酔って暴行したことを記者会見で詫びた。泥酔で覚えていないという。そこまで酔えるのかと驚く。前にも酒のトラブルがあるというから泥酔は初めてではないだろう。酔えば分からなくなって何か仕出かすことを承知で飲んだとすればその原因行為が避難されるだろう。

 フランスには法の格言として「原因において自由な行為」という言葉があると聞く。原因時に問題行為を避ける自由があったということだ。自由あるところに責任があるということ。(読者に感謝)