人生意気に感ず「人間塾の紙芝居。オバマはやるのか。五輪再び」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「人間塾の紙芝居。オバマはやるのか。五輪再び」

◇6月の楫取素彦記念事業に参加するため来橋された五代目当主の能彦氏を囲む懇親会が行われた(5日)。眼下では夜の利根川が静かに流れていた。

 今後の楫取の発展に関わる人々が集まり話しが弾んだ。メンバーには清光寺住職夫妻、女子大学長、人間塾の関係者の顔もあった。

 乾杯の後、「デジタル紙芝居」の披露があった。実は6日、「人間塾」が開塾する。紙芝居はその一環なのだ。人間塾構想は留学生に日本の文化と歴史を知ってもらうことを意図する。楫取と松陰の15枚の漫画にナレーションが入る。アジアの諸校に同時に伝え同時授業が進行する。中国語と英語の解説も行われた。グローバル時代に楫取を甦らせる準備が進む。

◇今日は、10時に知事、続いて前橋市長を表敬訪問し能彦氏を紹介する。午後2時、人間塾開塾式4時、テルサ本番の打ち合わせ、6時半より楫取素彦一周年イベント開始となる。

◇シリア攻撃はあるか。米上院外交委は僅差で攻撃を認めた。これから上院本会議、下院の審議が続く。イラクでの失敗、それと関連した国連総会の存在はきわめて重い。国連の議決なしで決行した後のことをオバマはどう考えているのか。

 記者会見で興味あるやりとりがあった。「ノーベル平和賞を受賞しながらシリアを攻撃するのか」(スウェーデンの記者)。「国際社会が沈黙を守ることは許されない」、「私は受賞演説で、暴力があふれ悪が存在する世界に直面した時の責任につき話した」(オバマ)。

 オバマは、受賞の時、人道的見地からの武力行使は正当化出来ると訴えていた。一つ一つは一般論として正当としても、それを具体的にイラク攻撃に結びつけることが可能なのか。あの同時多発テロ、それに続くイラク攻撃、これらから、世界は何を学んだのかが問われている。あの時、県議会でも反対の発言は許されないような空気が支配した。今、それを思い出す。

◇再びの東京五輪は実現するか。正に秒読み。8日午前5時に分かるという。私は賛成の立場。危機の時、日本人は力を合せてそれを克服し成功に導くことが出来る。日本の存在感を世界に示し、内に対しては復興の力を呼びかけることになる。戦いに敗れた日本であるが日本の力はこんなものだと示したい。真の強さは平和を支え、世界に貢献する力だ。歴史的大転換期の訪れを息を呑んで静かに待つ。(読者に感謝)