「佐田氏議運委員長辞任。景況好転。全国最下位脱出。盗聴。棚上げ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

「佐田氏議運委員長辞任。景況好転。全国最下位脱出。盗聴。棚上げ」

◇佐田代議士の衆院議運委員長辞任が衆院議長により許可された(1日)。参院選が目前に迫る中、自民党支援者の間でも女性問題への批判は誠に厳しい。楽勝ムードを引き締める材料にするつもりだ。佐田、山本のツーショットを全面的に貼りかえた。佐田氏は必死で頑張ると私に語った。それは自分の次の選挙のこと。しかし立ちはだかる絶壁は非常に厳しいに違いない。

◇景況感が好転していることは安倍政権、自民党にとって強い追い風である。選挙に関して支持率が高いのは誰もが暗い民主党時代に戻りたくないからだ。

 企業の景況感が大幅によくなっている。全国では大企業がよくなっているが、県内では全産業の指数(DI)が上昇した。日銀前橋支店が1日に発表した。製造業の回復が著しい。物づくり立県群馬として嬉しい。景気の歯車がじわりと大きく回りだした。

◇土地の路線価格で前橋市が最下位を脱出。全国の県庁所在地別で、前橋市は昨年、鳥取市と並んで最下位だったが、今回(1月1日)、鳥取市を5千円上回り、7年ぶりに最下位を抜け出した。最下位というのは心理的にも大きなマイナス要因であった。

◇アメリカの正義の旗色が怪しくなっている。大規模な「盗聴」が、CIA元職員の暴露で明らかになった。それによれば、アメリカは日本やフランスの大使館など38の米国内施設から盗聴していことが判明。

 アメリカは同盟国、友好国から猛批判を受けている。仏大統領は「友好国や同盟国との間でこのような振る舞いを容認するわけにはいかない」と批判、また、ドイツ政府は「友人の盗聴は受け入れ難いとはっきり言わねばならない」と表明した。

 正義と民主主義で世界をリードしている筈のアメリカにとって、この「盗聴」は大きなイメージダウン。暴露したスノーデン容疑者は、スパイ活動取締法違反容疑で訴追され各国に亡命申請をしている。スパイ映画を超える裏の世界を想像する。

◇中国は尖閣の棚上げを迫っている。首脳会談開催の条件にしている。執拗に繰り返す尖閣への接近は、譲歩を迫る手だ。オバマは、「同盟国日本が中国に脅迫されることを見過ごすことは出来ない」と習近平に明言した。今月のふるさと塾は「異形の大国・中国」である。(読者に感謝)

※「炎の山河」は間もなく終わり、その後は「甦る楫取素彦」を土日祝日に連載します。ご期待下さい。