人生意気に感ず「侵略の歴史認識。林健太郎東大総長。飯島訪朝。巡査の性的質問」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「侵略の歴史認識。林健太郎東大総長。飯島訪朝。巡査の性的質問」

◇韓国、中国に対する侵略があったか等について、安倍首相の発言が微妙に変化している。15日の参院予算委で首相は、過去の植民地支配と侵略を謝罪した「村山談話」を政権として、全体として受け継ぐと述べた。

 その中で、中国との関係につき「侵略しなかったと言ったことは一度もない」とも強調し、「過去に中国には大きな被害、苦しみを与えた事には痛惜の念をもっている」と説明した。

 韓国や中国にしては、植民地支配や侵略を歴史的事実として認めた上で毅然とした姿勢を貫いて欲しい。歴史的事実を認めることが即「自虐」であるかのような国調が一部にある。

 国会議員にしろ、県会議員にしろ、歴史を学ばない中学生がそのまま大人になった観がある。政治家にとって歴史の素養は激しいグローバル社会の中で益々重要になった。

◇県議生活を振り返って今思い出されることは県民会館に於ける林健太郎先生の言葉である。元東大総長である高名な歴史学者は、初出馬の私に手弁当で駆けつけ「政治家にとって歴史は不可欠、東大で歴史を学んだ者として立派な政治家になるように」と励ましてくれた。私は林先生のゼミ生であった。

◇拉致等を巡る北朝鮮との関係が動き出す気配である。ミサイルを握って振り上げたこぶしを北はそっと降ろそうとしているかのようだ。追い詰められた深刻な国内事情があるのだろう。「圧力と対話」を活かして拉致被害者を救い出さねばならない。

 北を訪問している飯島内閣官房参与は、小泉内閣で政務秘書官を務めた人物。小泉元首相は拉致問題で初めて北朝鮮を訪れた人だ。安倍さんはその時内閣官房副長官として重要な役割を果たした。「拉致」に対する思いは強いに違いない。

 飯島訪朝につき首相は「ノーコメント」と表明するが、一方で金正恩との対話の可能性に言及している。又、政府与党関係者による情報では、首相は早くから飯島訪朝を周到に準備してきたと言われる。糸口が見つかることを祈る。

◇30代の女性は、内縁の夫との日頃の性的関係をしつこく巡査から質問され心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったと特別公務員暴行陵虐罪で大阪地裁に告訴した。

 内縁の夫はホステスの体を触ったことで強制ワイセツ容疑で逮捕され、女性は参考人で聴取された。場面を想像すると複雑な思いだ。女性警官を立ち会わせるべきだった。(読者に感謝)