人生意気に感ず「原発テロ対策。楫取の役員会。母さん助けて詐欺」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「原発テロ対策。楫取の役員会。母さん助けて詐欺」

◇福島第2原発で警察と海上保安庁による対テロ訓練が行われた(11日)。「3・11」の原発事故は津波で起きた。テロでも同様な事態が起こり得る。世界でテロが多発している中、原発が狙われたら大変なことになる。

 群馬にとり、隣県新潟の刈羽が心配の存在だ。この原発に関する情報提供に関し、東電と協定が結ばれた。そして、異常時の複数回線、特に衛星を使ったシステムも現在検討されている。しかし、このようなことではテロ対策にならないから心配していた。

◇最近アメリカの民間調査期間が北朝鮮の軍事行動に関し、衝撃のリポートを発表した。それによれば、北朝鮮はミサイルの一発目を日本に打ちこむという。原発が攻撃されることを想定しなければならない。

◇最近のアルジュリア・「日揮」の日本人人質事件では、内部にテロの仲間、「内通者」がいた。日本では、原発構内の作業員は運転免許などによる本人確認で作業に従事できる。それ以上は、個人情報保護法によって出来ない。主要国で、日本だけだといわれる。

◇楫取素彦顕彰会の役員会が行われた(11日)。事業案として、顕彰会成立一周年記念事業を実施することが決まった。その主なものとして、前橋テルサで行われる記念講演(96日)、萩市への研修ツアー等がある。

 また、「楫取素彦読本」が予想以上に広く読まれ、代四版を重ねたことや、中国の大学で日本語の教材として使用され始めたことなども報告された。

◇浄土真宗の清光寺で「楫取素彦と吉田松陰」について話をする機会を得た(11日)。同寺の発端には、楫取の妻・寿子(松陰の妹)の尽力がある。彼女は母の影響で熱心な浄土真宗の信者だった。松陰たちが育った家庭が信者だったのだ。松陰や楫取の行動を支えた信念には、浄土真宗の人間尊重の思想があったことだろうと、自論を語った。

◇「母さん助けて詐欺」になった。「振り込め詐欺」のネーミング変更である。最近はATMの監視が厳しく振り込ませる手段が使いづらくなり、名称と実態が合わなくなっていた。応募作1万4千点の中の最優秀作品だという。この詐欺は社会に巣くう白アリである。新名称に効果はあるか。犯罪の深刻度を表現していないようにもとれる。

◇教員の不祥事対策に小中校長の研修が行われる。学校に倫理を回復するには小手先ではだめだ。(読者に感謝)


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