人生意気に感ず「ボストン爆破の衝撃。新型の爆発。美浦村へ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ボストン爆破の衝撃。新型の爆発。美浦村へ」

◇ボストン爆破事件は世界に衝撃を及ぼしている。オバマはテロと断定した。米国で起きた事件としては01年の「9.11」以降の最大の惨事。冷戦消滅後の21世紀はテロとの戦いの世紀といわれる。3人が死亡、多くの負傷者が出た。「なぜ」、「だれが」。これが分からないのが最大の課題だ。大統領が「早合点しないで欲しい」と語ったのは、ブッシュの失敗を念頭に置いてのことだろう。イスラム系の青年などが調べられたりしている。ボストン茶会事件は独立戦争の契機となり、ボストンバッグもこの街から始まった。

◇日本のマラソン、五輪招致にも影響が出るは必至。東京マラソン、大阪マラソンには世界から3万人以上が参加する。42キロの沿道を含め安全を確保することは至難だ。

 ニューヨークを訪れている猪瀬知事は、五輪招致に関し、東京の安全については少しも気を許すことなく取り組むと語り、安倍首相は国会で安全確保に万全を期すと述べた。群馬にもニューイヤー駅伝があり他人事ではない。

◇捜査力は凄い。監視カメラの映像をしらみつぶしに解析している。その結果では少なくも5人前後が事情聴取の対象となっている。衛星で北朝鮮のミサイルを解析するのと同じ執念だろう。不特定の一般市民の命が現実に脅かされたのだからそれ以上のことだ。ボストンの現場は対テロの正に最前線である。追悼式に大統領が出席する姿はその象徴に見える。

◇連日鳥インフルに触れるのは、長年「新型」に強い関心をもつ者のとして、今回が特に懸念されるからだ。中国の死者は17人、感染者は80人を超えた。そして、「ヒトーヒト」を限定的に認める報道も現れている。こんな中、中国当局は情報の姿勢を後退させているという。いよいよ危険な状況が迫る中で慎重になっているのではないか。

 今回のウイルスは高齢者に強く発症する可能性の変なものとの指摘も。また、平成21年の「新型」は、「ヒトーヒト」が広がり始めて14日後に世界の感染者4379人、死者49人に達した。今回、「ヒトーヒト」が現れているとすれば2週間後に爆発的になる恐れがある。

◇教育委員会の形骸が叫ばれその改革が課題となっている。今月25日、私の提案で茨城県美浦村教育委員会を視察する。教育長の門脇氏は筑波大名誉教授で教育行政に信念をもって取り組み全国から注目される。ある私学の運営で私と共に理事を務めている。(読者に感謝)

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