人生意気に感ず「裁判官と牧師の盗撮。北はやるか。災害ボランティア基金」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「裁判官と牧師の盗撮。北はやるか。災害ボランティア基金」

◇遂に盗撮に裁判官や牧師が登場した。この世界、これまでも、教師、警察官、その他社会的地位ある者が次々に現れ、女性のスカートの中は職を賭する程魅力あるものかと不思議であった。

 大阪地裁の28歳の判事補は電車内の行為で逮捕。少なくとも20回、常習だったとされる。国会の弾劾裁判所で罷免された。裁判官は特に身分が保障され、国会内に設けられる弾劾裁判所によってのみ罷免される(憲法78条)。

 国民を裁き人権を守る立場の人の破廉恥な行為。警察官の不祥事が続くが重大さはその比ではない。

◇高松刑務所で教誨師を務める牧師は高松聖書教会に属し、ドラッグストアの女性トイレに粘着テープでビデオカメラを取り付けた。

 教誨師とは受刑者等在監者の徳性を養うために教える役。キリスト教の神職でプロテスタントは牧師、カトリックは神父と呼ぶ。受刑者がこのニュースを知ったら何と思うか。

◇北朝鮮の一連の挑発行動は地上から消え去ろうとする軍事独裁国の最後の足掻き(あがき)に見える。瀬戸際政策である。ミサイル準備は終了したらしい。ミサイルをかざすことは国内結束と米韓日を譲歩させる手段だ。「半島は核戦争前夜」「全面戦争となれば無慈悲な報復聖戦となる」「日本全土も対象」と息巻く。

 13日は、金正恩が最高指導者となって一年。15日は祖父金日成の誕生日、25日は人民軍創設記念日と国家的節目が続く。最大の課題は人肉まで食うほどに深刻な「人民生活の向上」の筈だが進展はない。追い詰められているのは金正恩だろう。未経験の若き指導者は過酷な神経戦に耐えられるのか。

◇このたび、災害ボランティアへの活動交付基金が出来ることに注目。1月17日が「防災とボランティアの日」と定められたのは、平成7年のこの日に阪神大震災が起きボランティアの活躍が注目されたことに由来する。自分のことばかりと言われた若者が一年間にのべ約140万人も参加し、この年はボランティア元年と呼ばれ、阪神大震災はNPO法が出来る契機となり社会の流れを大きく変えた。

「阪神淡路」を生かしきらぬところに「3・11」が。ボランティアをいかに支えるかは地方社会の大きな課題である。県社協は基金をつくり、ボランティア団体に初動の活動資金を交付。健全な助け合う社会の新たな息吹を感じる。(読者に感謝)