人生意気に感ず「日中友好協会成る。八ツ場の遅れ。ホリエモン出獄」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日中友好協会成る。八ツ場の遅れ。ホリエモン出獄」

◇大きな懸案を遂げてほっとした。昨日(27日)、日中友好協会は嵐の海へ見事な船出を果たした。全国に数ある同協会の中でもその規模とスタート時の異常さに於いて注目すべき存在だと思う。正式に会長に就いた。

 昨年7月より6回の発起人会を重ねたがその間、10月、尖閣問題が発生し日中関係は最悪の事態に至った。しかし、こういう時こそ民間の友好協会は必要なのだと信じて貫いた。

◇設立総会は山口事務局長の周到緻密な計画通り進んだ。私は発起人代表として経過を述べ、議長を務め、役員案が承認されると、会長として挨拶し、この会の役割を果たしたいと決意を述べた。

 名誉会長に就いた大沢知事は共に国際戦略を進めると語り、中国大使館の韓志強公使は日中関係は必ず回復する、日中友好協会設立の意義は大きい、群馬との交流を進めたいと挨拶。

◇友好協会の船出を力強く支え総会をより意義のあるものにしたのは、先だって行われた講演だった。講師の元中国公使橋下逸男氏の語るところは、日中国交正常化の歴史的場面に立ち会った人の話として説得力があった。氏は、日中が2千年の歴史をもつ最も重要な関係であること、この歴史を踏まえて全体を見ることが大切であること、そして、あのような国交正常化は毛沢東と周恩来がいたから出来たと語った。

 橋下氏の「両国関係の現状と将来」と題した話は示唆に富み多くの点で今後の勉強のきっかけを与えるものであった。生かしたいと思う。

◇八ツ場ダムの完成が遅れる。計画の2015年度は困難だが出来るだけ早い完成を目指すと国交省。私は推進議連会長として過日太田国交相に早期の本体着工を訴えた。地元住民のため、下流域の治水利水のため一刻も早い完成が望まれる。遅れは民主政権失政の象徴である。

 都のダム負担金差し止め訴訟控訴審判決が明日(29日)言い渡される。原告は治水(洪水対策)利水(水需要)の効果を否定している。

◇虚業とマネーゲームの権化のように騒がれたホリエモン(元ライブドア堀江社長)が出獄した。週刊誌の獄中日記を時々見ていた。

 20キロ近くもやせた姿は精神の緊張とスリム化も示すと見える。獄生活の成果は大きかったのではないか。どのように再起を果たすか興味がある。ロケット事業などを行うと語る。若者世代への影響は大きい。(読者に感謝)