人生意気に感ず「日中友好協会設立近づく。韓国視察。ふるさと塾はアフリカ。母を殺す」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日中友好協会設立近づく。韓国視察。ふるさと塾はアフリカ。母を殺す」

日中友好協会の最後の発起人会(第6回)があった(18日)。正式名は群馬県日本中国友好協会。最後というのは今月27日設立総会が行われ設立に向けた発起人の役割は終るからである。

 嵐の中の船出である。最初の発起人会のとき尖閣問題はなかった。問題は緊迫化し戦後最悪と言われる状況となった。やや安定したとはいえ、習近平主席は、17日の全人代(全国人民代表大会)で領土問題で妥協せずと強調。ピリピリした緊張は変わらない。

◇友好協会の役員案は、最高顧問に元総理福田康夫氏、名誉会長大澤知事、会長中村紀雄等となっている。

 大局的に日中は互いに必要不可欠である。歴史を振り返れば国同志は誤ったり争ったりする。そんな時こそ民間の交流の役割がある。習主席は前記大会で「平和発展の道を歩み国際的な責任と義務を履行する」と語った。PM2.5に象徴される環境問題一つ見ても、その克服には日本の技術が必要な筈。また市場としての中国は増々発展する。私は決意と情熱と理想をもって会長の役割を果たそうと思う。

◇今日は議会最終。午前7時半の自民党議員朝食会で、私は改めて日中友好協会を説明し総会参加を呼びかける。議会終了後直ちに出発し午後8時15分の便で韓国に向かう。現地議員と交流。百済祭誘致等重要課題がある。

 22日帰国し、23日(土)、「ふるさと未来塾」を通常通り行う(午後7時前橋総合福祉会館)。今回のテーマはアフリカ。

 かつて奴隷の供給地とされまた切り刻まれて植民地とされた国々は大きく変貌しつつある。チュニジアから始まった市民大衆革命、アルジェリアの邦人人質殺害事件、日本の自動車産業を支えるレアメタルの供給国、日本企業の進出、こどもの頃夢を馳せた少年ケニアの国の現在等、アフリカは日本国として、日本人として目が離せない。地の果ての国が近づきつつある。講師は私。誰でも入場可。乞うご参加。今朝は2時に起きた。明け方少し眠っていつもより早い6時半に走る。バックにはマラソンシューズを入れる。北朝鮮の脅威を肌で受け止めたい。

◇衝撃の事件だ。川崎市の19歳の少年が「お母さんをナイフで刺し殺した」と供述。43歳の同居の母を殺して各部を切断したという。かつて尊属殺人は死刑又は無期だった。改正されたとはいえ倫理的に極めて重大。異常心理か病める日本人の象徴の一例か。見守りたい。(読者に感謝)


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