人生意気に感ず「日本未来の党。大川小と船越小。ふるさと塾。選対会議」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日本未来の党。大川小と船越小。ふるさと塾。選対会議」

◇また新党の動き。滋賀県女性知事、嘉田氏が脱原発を掲げて「日本未来の党」を結成した。これに合流するために小沢一郎引いる「国民の生活が第一」は直に解党した。琵琶湖を守る事を政策の原点に据える知事は湖を背景に記者会見する。

 先日、県外調査の早朝琵琶湖を走った事が思い出される。大湖と共に刻んだ歴史の里。彼方には比叡山が見えた。脱原発を語る女性知事の姿はこの地域にふさわしい文化人に見えるが、小沢一郎と価値観が合うとは到底思えない。ダーティな豪腕に牛耳られ壊される様が見えるようだ。

◇大川小の悲劇を検証する委員会立ち上げが伝えられ、メンバーには日航機事故の遺族も加わるという。津波の事故の検証は今後の防災対策に広く活かさねばならない。関心が薄れていく今痛切に思う。

 宮城県石巻市の大川小学校では108名の児童のうち74名が犠牲となった。裏山に登らなかった事が運命を分けた。リーダーが過去の津波の歴史を知っていたら、普段から歴史を活かした防災教育がなされていたらと思う。

 対照例として検証されるべきは岩手県の船越小だ。校務員の「鬼気迫る必死の訴え」で136人の児童は裏山を登った。直後に校舎は津波に呑まれた。

 愛媛県に伝わる「稲むらの火」の伝説を甦らせる動きがある。大川小、船越小の出来事は防災教育の原点とすべきだ。そのためにもしっかり検証して欲しい。これから予想される南海トラフの巨大地震に備えて活かすことが大川小の犠牲者の慰霊のために必要だ。

◇今月の「ふるさと塾」の中心は「尖閣問題の背景と真実」、日本はどうすべきか。30日(金)、午後7時、日吉町の前橋市総合福祉会館で行う。今年最後のふるさと塾で一般公開である。

 誰も住まないままの豆粒のような島でなぜ両国がこのように対立するのか。主権がかかった問題だからだ。日本人は国を守るという意識が薄い。中国の強かな戦術に呑みこまれる恐れ。安保条約の重要性。竹島・北方領土にも共通。これらを映像を使って語る。

◇今朝は8時から佐田陣営の選対会議。百花繚乱、百鬼夜行、いろいろと表現される混乱した戦いだ。捲土重来を期して雌伏三年を耐えてきた。安定した政権をつくり国と地方を守らねばならない。永明地区の50号沿いに2つの陣営が近接する。戦いの火ぶたは切られた。(読者に感謝)


☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。