人生意気に感ず「党紀委で除名。パーキンソン病とips。萩で読本」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「党紀委で除名。パーキンソン病とips。萩で読本」

◇自民党の党紀委員会で党規違反の市議の行為を審議し除名等の判断を下した(18日)。私は自民党県連の党紀委員長。

 審議の対象は、桐生市議の反党行動。東日本大震災に関する「ガレキの受入れ処理」は党是として全党挙げて取り組んでいるのに、市議は「受け入れ反対」の遊説活動を公然と行い、県連の停止要請にも従わなかった。

 党紀委員会は全会一致で同市議の党除名及び同市議が支部長を務める政党支部の解散を決定した。今後は、これを総務会に報告、ここで協議決定し、再度の党紀委員会で県連としての処分を確定し、党本部へ申請することになる。党が重要な政策を遂行している時、反党行動を看過することは党の目的達成の妨げとなる。それを防ぐための規約と手続に従った。「放置すべきでない」という多くの党員の声があった。

◇パーキンソン病友の会創立記念誌へ寄せる原稿の期限が過ぎていた。まだ可能との事で急いで2枚書いた(18日)。要点は2つ。第一は、力を合わせ助け合うことが何より重要であり、「友の会」は大きな役割を果たしていること。二つ目は、ips細胞の朗報である。

 山中教授のノーベル賞受賞はパーキンソン病という難病に苦しむ人々にとって大きな光明である。新薬と治療法に光が差し始めた。受賞はこの分野の研究を加速させる。民間企業ではips細胞自動培養装置を開発しコスト削減を目指している。このような事に触れて励ましのメッセージとした。私は同会の顧問。

◇今日(19日)は9月議会の最終日。午前7時半から臨時の県議団朝食会が行われる。報告及び、本会議に臨む党の方針などが話し合われる。審議される議案には、昨日、知事から議運に提出された公害審査委員15名の選任の件がある。

 最終日には各委員会委員長から審査の結果が報告される。私の仕事は、決算特別委員長として、各会計の決算について認定・可決すべきものと決定した旨を報告する。

◇萩市で「楫取素彦読本」が読まれている。萩の楫取素彦顕彰会が購入しそこから広がっている。先日は、萩博物館の学芸員がシンポジウムで紹介。また、観光ボランティアの人たちも読んでいるらしい。武家屋敷の一角にある青木周弼旧宅を訪ねた伊勢崎市の女性がそこで説明員(大谷潤子さん)から紹介されたと言って求めてきた。本物の維新を知るきっかけにしたい。(読者に感謝)





☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。