人生意気に感ず「群馬の魅力度最低。田中真紀子。孤独死。山田邦子の癌」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「群馬の魅力度最低。田中真紀子。孤独死。山田邦子の癌」

◇先日の映画監督飯塚俊男の帰橋を祝う会(9/29・テルサ)で最初の挨拶に登場した話題は「群馬の魅力度最下位」だった。毎日のように耳にする。ランク最下位という心理的衝撃度は震度5位か。県イメージアップ推進室担当者は「悔しい」、「こんなもんじゃないぞ見てろ」と言っている。

 ディスティネーションキャンペーン(DC)をやったばかりなのにと思う。このランク度が群馬の観光等の実利に影響を及ぼすと考えると無視出来ない。更に重要なことは県民の志気を萎縮させる恐れだ。低ランクの中味のうち、「観光意欲度」45位及び「居住意欲度」44位は納得がいなかい。観光度45位では、豊富な観光資源を踏まえた観光立県の看板が泣く。後がないのだから、県当局は開き直って思い切った対策を打ち出して欲しい。県は対策室を組織的に充実させるべきだ。

◇田中真紀子氏が新内閣の注目点になっている。多くの国民は久々に登場した珍猛獣に半ば好奇の視線を注ぐ。文科相である。野田総理は何を狙っているのか。閣内不一致かと思わせるその発言は早くも波紋を生じている。

 いじめが渦巻く中、いじめに取り組むと息巻くが官僚と力を合わせられるかが見物。省内は戦々恐々とか。「子どもみたいに八つ当たりする人にいじめ対策が出来るのか」という声も。かつて、「指輪騒動」や「クリスマスカード事件」を起こした。外相の時指輪をデパートに買いに行かせイラン外相との会談に遅刻。科学技術庁長官時代、クリスマスカードを了解なしに各国に配った事に激高し回収させた。子どものような八ツ当りとはこれらを指す。教科書問題は野党がてぐすねをひく論点。どう答え、どう脱線するか面白いといえば面白い。劇薬という見方も。野田首相は短期政権を見越して劇薬を調合したのかも。

◇敬老と孤独死は真逆の関係だ。最近まで続いた各地の敬老会で、私は、長寿を支えるものは温かい地域社会だと述べた。現在、地域の連帯が崩れる中で、孤独死が跡を絶たない。憲法で生存権を保障する国で孤独死の頻発とはひどい。行政の役割は大。高崎市は、緊急通報装置、安否確認センサーを高齢者宅に設置、太田市は全職員による見守り隊を、前橋市はごみ回収と安否確認を結びつける。ゼロをと願う。

◇朝4時テレビの「視点論点」で山田邦子が自らの乳がんを語っていた。美人に多いので自分もと彼女らしいユーモア。明るく大きな声で免疫力を、今日泣いても明日笑えばいい、がんの芸能人で合唱団を作っているなど体験を語り、最後に「手のひらを太陽に」を歌った。よかったよ。(読者に感謝)


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