人生意気に感ず「安倍新総裁。石破の大量票。走る。ふるさと塾で橋下を」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「安倍新総裁。石破の大量票。走る。ふるさと塾で橋下を」

◇昨日は重要な政治上の出来事が重なった。安倍新総裁が誕生し福田元首相が次期衆院選不出馬を表明した。安倍さんは挫折を乗り越えて人間的にも政治家としても成長したと思う。かつての安倍さんはボンボンでひ弱さを感じさせた。私は、新総裁の抱負を語る安倍さんの顔をじっと観察した。「日本を取り戻す。強い日本をつくる。尖閣問題では微動だにせず実行支配を守る」と語るその表情に久しぶりに国士の気配を感じた。

◇安倍さんについては、たか派とか極右という見方もあるが、極右は当たらない。民主党の腰のひけた外交が今日の日中・日韓の状況を招いた。平和憲法の堅持を前提に毅然とした意思を示せる日本、サムライの国日本を取り戻さねばならない。

 安倍さんは、かつての長州、山口県の人で岸信介の孫。バックボーンには維新の志士の姿があるに違いない。山口の人は、小さい時から吉田松陰や高杉晋作等の事を教えられて育つ。

 国難の今日、見詰めるべき原点の一つは明治維新の人々だ。この時機に群馬が初代県令楫取素彦を顕彰することにはこのような意味がある。楫取は吉田松陰や高杉晋作等と幕末の日本を熱く生き近代群馬の基礎をつくった男。昨日はこれらの出来事を安倍新総裁実現に重ねた。

◇群馬の総裁選では石破茂氏が驚く程出た。県連3Fの大ホール。正面前列の開票立会人の所に百票の束が集まる。私の担当は安倍氏で隣席の関根県議は石破氏。隣席の束は見る間に他を圧倒した。その数6774票。安倍票は2224票。群馬の持ち票は7で、ドント方式により石破5・安倍1・石原1と配分。

 石破氏に寄せられた地方の期待を新総裁はしっかりと受け止めて活かさねばならない。

◇先日の本会議で県民マラソンに触れた人がいた。すぐ締め切りになって申し込めないという不満など。例年の事で、私は早々と10キロコースに申し込みを済ませた。約1か月後に迫った。今日、早朝、久しぶりに練習のコースを走った。通常のタイムを2分縮めて48分で走れた。秋の冷気のお陰かも知れない。中国から帰国後ひどい下痢が続き暫く走れなかった。反日のボディーブローを食らった思いであった。

◇今日午後7時から「ふるさと塾」で「橋下は信長かヒットラーか救世主か」をやる。日吉町の前橋市綜合福祉会館。誰でも歓迎。民主主義の危機という視点で話すつもりだ。(読者に感謝)