楫取素彦読本 第五回 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

楫取素彦読本 第五回

楫取素彦が仕えた長州藩は、天皇を中心に一つになって外国を打ち破るという方針でした。そのため、幕府の怒りをかって幕府に攻められたこともありました。長州藩の中も動揺し、楫取素彦は、反対派によって、一時、藩の牢屋に入れられたこともあったのです。

長州藩には、楫取素彦と同じ時代を生きた若者に、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎(木戸孝允)など、高い志を持った多くの若者がいました。また、他藩には坂本龍馬や西郷隆盛などもおりました。楫取素彦は、これらの人々と深く交わり学び合い助け合ったのです。これらの若者がやがて世の中を大きく動かし新しい時代の扉を開くことになります。



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高杉晋作

(注) 「動けば雷電の如く」と言われた激しい行動派の若者でしたが、学問にもすぐれていました。高杉日記には、上海へ向かう船中で英書を読んだことが記されています。高杉晋作は、身分にとらわれない奇兵隊を作りました。28歳で病死しました。


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久坂玄瑞

(注) 久坂玄瑞は、禁門の変で死にました。(1864年)妻は、松陰の妹 文で、後、美和子と名を改め楫取素彦の妻となりました。高杉と久坂は松下村塾の双璧と言われました。

○高杉も久坂も熱い絆で結ばれた楫取の同志でした。


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萩の旧高杉邸

(注) 萩の城下町は、昔のままの姿で残っています。高杉晋作がふらりと門から現れそうな雰囲気です。

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。