人生意気に感ず「小・中生の内部被曝。群馬も除染。妻4人認めるイスラム」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「小・中生の内部被曝。群馬も除染。妻4人認めるイスラム」

◇福島県の小中学生の内部被曝が明らかになった。これは、他にも同様な事態が多く存在することを暗示する出来事だと思う。病院における内部被曝測定装置によって527人中268人から放射性セシウムが検出された。多くは体重1kg当り10ベクレル未満であるが、30ベクレルから35ベクレル未満の者もいた。チェルノブイリ後の現地の研究所では子どもの場合、体重1kg当りのセシウムにつき70ベクレル以上を危険レベル、20ベクレル以上を要注意レベルとしている。

 私は、警鐘の意味で繰り返し書くが、内部被曝は少量でも危険という学説を信じ、年齢が低い程影響を受け、影響の度合いには個人差があると考える。

 児玉龍彦東大教授は次のように指摘する。内部被曝が特に怖いのは体内の特定の場所に集まり濃縮されるからだ、放射性ヨウ素は甲状腺にストロンチウムは骨に集まり、セシウムは尿管や膀胱の細胞に影響を与えると。

◇県内で被曝量が一定量以上の表土を除染することになった。年1ミリシーベルト以上の地域を「汚染状況重点調査地域」に指定、実施は市町村の判断、費用は国負担。対象地は沼田、中之条、高山、東吾妻、川場、みなかみなど10市町村位になるみこみと県は考える。

 年1ミリシーベルトは毎時にすると0.23マイクロシーベルト。膨大な費用で実施するのは、低線量でも発がん率を高めるとう考えに基づくものだ。

◇「国会は一体何をやっているのですか」と内部被曝の恐怖を訴えた東大教授児玉氏は、一刻も早く除染せよと警告する。教授は、「原爆20個分の放射性物質が大気や海水にまき散らされ土壌に降り注いだ」と指摘した。また、この大量の放射性物質は自然界のあらゆる領域で循環しその過程で内部被曝を起こすから、この循環を断つための除染を急げと教授は主張する。7月27日の国会における発言以来、児玉氏の警告は国を動かす大きな力となっていると思われる。

◇カダフィが死に新生リビアがスタートするがその基盤はイスラム法。銀行の利子禁止は分からぬでもないが妻が4人はどうも。「アラー」はアラビア語で神、神の言葉をまとめた書が「コーラン」。コーランには「声に出して読むべきもの」という意味がある。創始者ムハンマド「預言者」。予言者ではない。神の言葉を預かった人。11月の塾ではイスラム教にも触れる。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。