人生意気に感ず「放射線副読本を勧める。暴力団排除条例。山本龍の大会」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「放射線副読本を勧める。暴力団排除条例。山本龍の大会」

◇昨日は9月議会の最終日(19日)で自民党県議団の朝食会が7時半より行われた。飯を食べながらの団総会である。批判を受けて中断していた海外調査の再開に関して意見が交わされた。必要性と成果を示せることがポイントである。

 その他の項で、私は、放射線に関する小・中・高生向けに文科省が作成した副読本を紹介し、「この議会の最大の問題点の1つは放射線の問題です。県民の不安に応える為には先ず我々が学ばねばなりません。良い教材です」と勧めた。この席で山本龍君は市長に臨む決意を語った。夜、ドームで「出発の会」が行われることも。

◇福島県の1億円恐喝未遂事件は暴力団排除条例の施行に関して起きた。暴力団関連の建設会社に仕事を出せば同条例が禁ずる利益供与に当る。そこで、東急建設は取引中止を通告した。事件はこれに対する報復として起きた。

 私がこの事件に注目するのは、群馬の暴力団排除条例が福岡の同条例を見本として作られたこと、及び、そこには私の提言も関わっているからである。

 発端は、暴排条例成立直後、文教警察常任委員会が福岡県議会を視察したことに始まる。福岡県警の説明は衝撃的だった。同県警はスナックに手榴弾を投げ込むなど市民に銃口を向ける暴力団・工藤会の撲滅を最大の使命とし、福岡県議会は苦肉の策として全国初の暴力団排除条例を作った。

 平成15年の三俣事件(前橋市のスナックの暴力団抗争、3人に死刑判決)が頭にあった私は、視察直後から、本県もこの条例を作るべきと主張(昨年2月定例議会で再度)し、昨年の9月議会で成立、今年4月に施行された。

 福岡の今回の事件は、全国に広がった暴排条例と追い詰められた暴力団との摩擦を象徴するものだ。安全安心なまちづくりを脅かすものは何か。今や最大の脅威は自然災害と放射線であるが、人間界の暴力団の脅威を忘れてはならない。

◇議会終了後、中国視察の打ち合わせを行った。29日から上海、成都、西安を訪れる。視察先からブログを発信する。荒れ狂うかに見える巨竜の実態を見て報告するつもりだ。

◇この日の夜、山本龍の「出発の会」がグリーンドームで行われた。参加者は5千円の会費でよくこれだけの人がと驚いたであろう。推薦者は、行動力と正義の男、直球を投げる人と評した。夫人の手を握り、人の絆の大切さを訴える演出は相当なものだった。(読者に感謝)