中村のりお・人生意気に感ず「選挙後初の議員会合。尻焼の湯の異常さ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

中村のりお・人生意気に感ず「選挙後初の議員会合。尻焼の湯の異常さ」

◇国難の時の県議会の役割が問われている。選挙後初の自民党県議会の会合が朝食会の形

で行われた(16日)。議員の任期は4月28日迄。今期で引退する田島、原、金田の各氏も出席。落選した小野里、真下、金子の各氏は欠席だった。真下幹事長、金子県議団長の欠席は残念であった。心中は察するに余りあるが、この会議は、私が発言した通り、大災害時の議会の役割を論ずる最重要の場と考えるべきだからである。

◇この朝食会で私は次のように発言した。「この度の大災害は私たちに様々な問題を突きつけています。県議会が何をするかが問われています。5月議会の開会迄待っていられません。危機管理、農業の問題、エネルギー等々につき、少しでも早く行動を起こすべきです」と。

 5月議会の開会は5月18日である。知事を中心とする行政執行部は切れ目なしに行動しているのに、議会活動は、選挙のため、長いこと中断している。今こそ、執行部と力を合わせて諸課題に取り組まねばならないのに。私の中にこのようないらだちがあった。

 私の発言に触発されたようにいろいろな意見が出た。議会の開会を前倒しすべきだというものもあった。結局、今月25日をめどに、全員協議会を開くことになった。そこで、私は今後の長期的な課題と当面の課題について発言しようと思う。

◇統一地方選の後半戦が始まった。高崎など3市の市長選と、高崎・桐生など8市の市議である。前半戦は、世論を気にしながらの手探り、恐る恐るの選挙活動であったが、後半戦は本来の選挙活動に戻るだろう。

 私は、同僚県議・中島篤候補の出陣式に出た。パチンコ屋の跡地が選挙事務所で、屋内の会場は多くの人で溢れていた。多くの県議が出席し、国会議員はみんなの党の上野氏が出席。山本氏や中曽根氏の姿はみえなかった。大震災後の高崎市の未来がかかる。高崎市民はどのような選択をするか注目したい。

◇被災者に会うために吾妻を訪ねた際、六合村の尻焼温泉につかって驚いた(17日)。この奥には私が理事を務める白根開善学校がある。その関係で、この谷間に沸く自然の湯にはよく入るが、昨年末と比べ異常に高温だった。全国の活火山が活発化しているといわれるが、この温泉も、巨大地震の影響かと思った。湯につかりながら浅間の大噴火を思った。(読者に感謝)