いわて銀河レポート 分析編 (3) | 三輪紀仁のブログ 「楽しく走ろう!」

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ランニングに関すること、トレーニングに関すること、色々書いていきます。

さて、今回のレースプランということで、ペース決めに関して。

自分の考えとしてはこんな感じでした。

 

フルマラソン以上の距離を巡行可能なペース、かつ、ゆったり過ぎない速さというのは大体6:30/kmくらいなので、そこをベースに考える。
(一説によると、フルマラソンのペース+30秒くらいが目安にいいとか言われますが、そんな単純なもんじゃないと思う)
で、いつも下りは変にブレーキをかけないことを重視していたけど、結果足を使い続けてしまうので今回は抑えめに。
上りはダラダラ上りになるとリズムがおかしくなるので、抑えすぎないように。
というわけで、6:30~6:45/kmを通常のペースとし、下りは6:15/kmまで、上りは7:00/kmまでという範囲を決めました。

仮に平均6:30/kmのペースを最後まで引っ張れた(しかも歩き無し)とすると、
6.5 * 100 = 650min
エイドが20か所で、平均滞在時間が1分30秒として、
1.5 * 20 = 30min
トイレが3回、平均所要時間5分として、
3 * 5 = 15min
レストステーションが滞在時間10分とすると、
650 + 30 + 15 + 10 = 705min (11時間45分)
※各所要時間はいずれも過去大会の経験則値からのもの。
※今回この経験則値から大きくずれてしまったのは1回目のトイレくらい。ここは大混雑で10分以上止まってしまいました。

というわけで、これが今回の理想値かなと。
実際には滞在時間や終盤のペースはちょっとしたことで前後するわけですが、だいたいこんな考え方で設定をしました。
 

そう、お気づきでしょうか?
最初に12時間とか11時間30分とかイメージして決めたわけじゃないんですよね。
ウルトラに限らず、自分は割とこういう計算の仕方をしています。

ゴールタイムありきではなく、目標ペースありき。

そして道中はゴールタイムの予測は全然考えていませんでした。
過程ではこのラップは目安からどれくらいズレたかなというのを見ているくらい。
あえて言うなら終盤になってここから仮にずっと歩いても制限時間間に合うところまで来れたかな?というのくらいは考えたけど。



結果、最後まで楽しく走り通せて、12時間2分で帰ってこれて、ケガ的な要素が全くなかったのですから、個人的には大満足でした。

というわけで次回はさらに色々掘り下げです。