拾った石の磨き方2

 

拾った石でアクセサリーを作る方法について紹介しています。今回は前回の続きです。


拾った石をアクセサリーにするために、石に穴をあける方法が一般的ですが、こちらもリューター等の機械が要ります。なにより石に穴をあけるには技術が必要です。そのため、石をマクラメで編んだり、ワイアリングしてアクセサリーにする方も多いと思いますが、それはそれで技術がいる作業になります。私が今日ご紹介するのは、石座を使用する方法です。

 

石座は、パーツクラブや貴和製作所で100円位で売っていますが、ミリ単位の大きさを石と揃えて購入する必要があり、通常、型番に合った石しか合わせられないことになっています。でもよく考えてください。ワイアリングとして針金でできることが同じ材料の石座でできないはずがありません。


前回ご紹介した方法は、あえて石の形を変えないやり方で磨く方法でした。石を石座に乗せてアクセサリーにするには、通常の場合、ミリ単位のカット技術が必要ですが、ここでは、発想を変えて石座の方を石に合わせて変形させてしまえばいい!というものです。


つまり、石座の形が違うなら、変えてしまえホトトギスと言うことです。

 

今回は、貴和製作所の細長の石座を使うことにしました。こういうのです。

 

これに四角い前回簡単に磨いたガーネットを取り付けてみます。

 

形も大きさも違いますが、体積はほぼ同じです。まず、石座を広げてみます。

 

 

ペンチは入ります。

 

ここからはスローモーションで、

 

 

これにガーネットを入れて、調整してみると

 

 

もう少し右上端のガーネットの角を、さいしょに紙やすりで削ればよかったかもしれません。もしくは、爪切りの爪とぎ金属部分で、そぎ落とす方法がありますが、ガーネットは割れやすいのでやめておきます。今回は説明ですからこれで十分です。


私の作品は以下の販売サイトに掲示しています。norimar (thebase.in)