この世のものとは思えない!

 

11月の末に紅葉を見に京都に行ってきました。南禅寺、永観堂、銀閣寺の東山コースは、以前にも行ったコースでしたが、その時も紅葉のピークの時期で、あまりの美しさに言葉が出ない、いつかもう一度来たいと心に決めていたコースでした。


紅葉と言えば自然の美しさということになりますが、南禅寺、永観堂の場合には違います。これは明らかに人工の美です。京都の人が何千年とかけて作り上げた、まさに人口の美しさだと思います。作為がなければこのような美しさを作ることは不可能です。まるで「この世のものとは思えない」色彩の美を纏う自然の木々が、これは人類が誇る叡智で造られたものであると主張していました。

 

あっちでもすごい!、こっちでもすごい!と、何百回とつぶやいたことでしょう、おそらく周りの人もそうだと思います。おそらく紅葉の本当のピークは1週間だと思いますが、その儚さが素敵です。実際、すごい人でした。もし行かれたことがない人がいれば、一生ものなので是非とも見に行くべきだと思います。永観堂は以前訪ねた5年前は赤一色でしたが、今年は急に寒くなったせいでしょうか、まだ紅葉していない、もしくは紅葉が不十分な緑や黄色やオレンジの葉と、今が盛りの燃えるような赤が同居している、そんな風景でした。つまり脳幹に浸み込むような「溶けるようなオレンジ」を脇に従えて「目の覚めるような赤の木々が」が、私が主役なんだと出迎えてくれました。

 

携帯の写真では上手く映りませんでしたが、ご紹介します。実際はこの何倍も綺麗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらもいつかアクセサリーで表現したいと思います。