葡萄のアクセサリー2

 

今回もアメジストとオニキスでブドウのピアスを紹介します。ブドウの形ではありませんが、ある程度粒が大きい場合、こちらの方が見た目がいいのでティアドロップにしました。巨峰とマスカットが連想できるような色にしています。今回のアメジストは、本物と偽物の見分け方が簡単ですが、すべての貴石がそういうわけではありません。

 

以前チェルシー・フィルターの時にご紹介した通り、アクアマリンとガラスを識別するのは、簡易な識別ツールでは無理です。識別する場合は、光学識別装置やいろいろな分析装置を使って鑑定していますが、偽石を加工している集団も技術が進んでいて、最近では判別するのがたいへん難しくなっています。そもそも貴石もガラスも、おなじ酸化ケイ素でできているので、比重などでは簡単に識別できません、カットすれば、カット面の感じで分かるのですが、もしカットできない場合には、光学識別装置を使っても色味だけでは、偽物を区別することが、最近では大変難しくなっています。

 

というのも、光学識別装置では、様々な波長の光を宝石に当てて、反射する光の強さをグラフに取る方法を用いていますが、ガラスに混ぜる重金属を適当な割合で配合して、本物と同じ波形を作り出すようなことを行っているのです。つまり、光学識別装置だけではとても難しい時代になってしまいました。

 

話は飛んでしまいましたが、ブドウのアクセサリーの第二弾を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品は以下の販売サイトにも掲示しています。

norimar (thebase.in)