シンディ・ローパー

 

シンディ・ローパーのGirls just want to have funを今見なすと実に面白く、非常に凝っているビデオだということが分かります。以前はなんとなく楽しそうなビデオくらいのイメージしか持つていませんでしたが、よく見ると、とても雑に凝っているのです。

 

Cyndi Lauper - Girls Just Want To Have Fun (Official Video) - YouTube

 

まず、ビデオの最初は、シンディが踊りながら外から帰って来るシーンから始まります。そこで犬と遭遇するのですが、シンデイは、おでこを叩いて犬に挨拶します。なぜこのような挨拶をするのか謎ですが、家に着くと、今度は、卵を割りながらシンディを待っているお母さんに対して犬同士の挨拶をかわします。なんて変な家族でしょうか。そのあとコーンフレイクが倒れるシーンがありますが、わざわざコーンフレイクを糸で引っ張っているようです。でもなぜここで、コーンフレイクを倒す必要があったのか?とても謎です。

 

さらに次のシーンは、寝間着姿のお父さんが現れて、「ばかなことはするのはやめろ」と言いたいげにシンディを説教します。その時なぜかシンディは、お父さんを力づくでねじ伏せてしまいます。その時の壁にかかっている絵はシンディが踊っている踊りと同じ絵が描かれているのです。ばかなことは「踊りパーティ」だという事を、この絵が暗喩しています。時間的に言えば、おそらく寝間着を着ていることから前日の夜なんでしょう、シンディは、この後手当たり次第に友人に電話しまくり、次の日のパーティに友人を誘っているのです。

 

また意味不明なのは、この後テレビに怪物が現れて、美女を連れていくシーンが出てくることです。はたしてこのシーンはいるのでしょうか?とても疑問です。シンディは後の回顧録でオリジナルの歌詞が気に入らないといっていますが、それは、このシーンをつけることで、テレビのワンシーンということで片付けているようです。とても分かりにくいです。そのあと歌詞にあるように太陽の下で、友人と列をなして踊りながら歩いていくシーンに変わります、その時なぜか両側にいる人すべて男性です。

 

さらに地下鉄を乗り継ぎ、国立美術館のような建物を通って、途中で出会う様々な人を、その踊りの中に引き込んでいきます。その過程で、工事のおじさんや、禿げた紳士のおじさんも連れていきます。さらに、この行列を引き連れて自分の家にまで戻って来るのですが、部屋に戻ってもみな変な踊りをしています。この時、禿げたおじさんが良い味をだしています。どこから連れてきたのか結婚式の新郎もいます。さらによく見ると、頭が三角のサングラスの宇宙人みたいな人もいます。それどころか消防士まで入り込み部屋の中はカオス状態です。

 

おそらくこのビデオはバカバカしくて今では作ることができないとおもいます。注目したいのは、友人がアップで一人一人映し出されるところがありますが、みなピアスをつけているのです。ピアスは絶対つけろ!ということになっているようですが、これも不思議なことなのです。

 

 

ちょっと練習でピアスを作ってみました。商品にするつもりはありませんが、石を割ったことがある人は分かると思いますが、石は長細くすることがとても難しいものなのです。ティアドロップや丸型が多いのは、すぐ割れてしまうからです。そこで、あえての挑戦です。蓮の花びらに2mmくらいの細長さにした石を作り入れてみました

 

 

 

 

 

 

 今回は商品ではありません。