トルマリンで作るアクセサリー

 

トルマリンは、色々なカラーが存在し、俗にスイカと呼ばれる赤と緑の「バイカラーのトルマリン」はとても有名ですが、実はガーネットにそっくりな茶色もあるのです。トルマリンの原石は、それほど高いものではありませんが、下の写真にあるように不透明なものがほとんどです。

 

透明なトルマリンは、不透明なトルマリンを加熱して作られることが多いと聞いていますが、透明になると急に値段が跳ね上がります。どのように加熱して透明にするかは企業秘密なようでWebにあまり詳しく書いていません。実験室レベルの難しい話しはWeb上にいくらか書いてありますが大きな機材がないとできないようです。

 

私も、不透明なトルマリンをガスレンジで熱したり、いろいろトライしてみましたが、そんなに簡単には不透明なトルマリンを透明にすることはできませんでした。

 

しかたがないので、私は透明なトルマリンを海外から購入しています。原石にしては結構高い値段で仕入れなくてはなりません。ちなみに、下の写真にあるような緑色のトルマリン(ペンシルと言います)で、太さがこの4倍ほどあるバイカラートルマリンは、国際宝飾展で8万円で売られていました。

 

今回は、この透明な赤茶色のトルマリンを、カットして磨いてみました。アクセサリーの中心部分の石です。

 

 

この石を使ってアクセサリーにしようと思います。ちょいどいい石座があったので、テグスを使って固定します。

 

ちょっと石座に置いてみると大人っぽい深い茶色をしているので、まわりにクリスタルの明るい色を並べてカラー調整をします。茶色と金は実は相性がいいのです。下品にならないように銀色も使い調整しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 作品は、販売サイトにもアップしています。