桜貝とレジン


もろい桜貝を補強するために、桜貝の内側を透明なレジンで埋めると不思議なことが起こります。桜貝がガラス化して一部透明になり、とても綺麗に見えます。

レジンを使う人はご存じな通り、レジンを流し込むときマスキングテープやメンディングテープを枠に貼り、固めたあとテープを取ると、テープが持っザラザラ感がのこります。この後、レジン枠を裏返して、テープで出来たザラザラに対して、レジンを薄く塗ると、不思議なほど半透明が透明になり綺麗になります。

実はこれと同じことが桜貝で起こります。桜貝の裏側はザラザラしていて半透明になっています。ここにレジンを流し込むとザラザラなところをレジンが塞いで透明になるのです。桜貝の全部が透明になるわけでなく、一部が少し透明になるだけなので、桜貝の全体イメージは変えず、それでいて、よくみると一部透明になっている不思議な魅力が現れます。レジンで補強され使いやすくなり、綺麗になるので、ビーチコーミングで拾った桜貝をアクセサリーにするには、うってつけです。試してみると面白いです。

 

 

湘南の石をいろいろアクセサリーにしてみました

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