石はどこにいってしまったのか
この答えはきっとこうだと思います。おそらく陸繋島である江の島が巨大なTバーの働きをして、その結果、潮流の関係で,江の島の西側のちょうど辻堂や鵠沼あたりで砂が堆積したのではないかということです。それでは、大磯あたりであんなにあった石は、辻堂や鵠沼では、どこにいってしまったんでしょうか、おそらく石のことだから、つまり石は集まりたがるキャラなので、どこかで一か所にかたまっているのではないかと想像がつきます。それは、いったいどこなんだろう、海が干上がったら、石はどこら辺に集まって落ちているのだろうか?
烏帽子岩と江の島はつながっているという人がいます。その証拠に波の高い日は烏帽子岩のはるか左側に白波が立つ、この白波が立つと約30秒から40秒で岸辺に波がやってくるというのである。たしかになんであんな海のど真ん中で波が立つのだろうと思ったことがあります。きっとあそこはすごく浅くなっているのだろうと想像できます。ちょうど烏帽子岩と江の島をつなげるライン上で波が立っていることから、もしかしたら両者は海中でつながっているのかもしれない。
もし何らかの形で海の水が干上がる瞬間があったとしたら。その岩の先は、草木の根のようにつながっていて、大磯あたりにまで達していると想像します。さらに大磯あたりにたくさんある石は、この根に阻まれて辻堂、江の島にがんばっても到達できないと想像すると楽しくなります。海が干上がった日には、江の島から烏帽子岩、そして大磯あたりに続く岩の根が、まるで台地の柵のような状態になっているのを見ることができて、その柵に寄り添うように石が張り付いているのでは想像いたします。
湘南の石をいろいろアクセサリーにしてみました