明日の料理教室の準備をしながら、今日は1日キッチンとリビングを行ったりきたりしていました。
そんな中、好きな音楽を聴きながら、ほっと一息、読書をする時間がとても心地よいです。
今日はこの本を読みました。
森下典子さんの「いとしいたべもの」「こいしいたべもの」
中にある挿絵も森下さんが書いたもので、とても素敵です。
食べ物にまつわる懐かしい思い出。
誰もが幼い時に感じた感覚などが、ユーモアに満ちた文章で綴られています。
私にとっての「こいしいたべもの」は、父が作ってくれた「金目鯛の煮付け」だな。
魚が大好きだった父は、自分で魚を下ろして刺身やタタキを作ったりしていました。
中でも煮付けがとても上手でした。
あの甘辛でこっくりとした煮付けが懐かしい。
自分で作ってもなかなか、あんな味にはならないのです。
叶わないけど、もう一回食べてみたい味です。
味の記憶ってすごいですよね。
ちょっと胸がきゅんとして、ホロっとしてしまう本でした。
今日は父の18回目の命日です。
私が父の好きだった魚料理を作ってあげなくては。
「やさしい」ごはん教室
主宰 尾山真紀
■「やさしい」ごはん教室・介護食HPを作りました
■数秘鑑定&エンジェルカードリーディングのHP作りました
■尾山真紀のインスタグラムはこちら