みなさま、こんにちは。
京都、精神世界・神智学研究家、ミヤノリト∞です☆
最近、すずめを見ない。
一年以上前からこのことが気になっていた。
春先に少し見て安心して、それから夏には全然見ていなくて、
暑いからかな・・・なんて思っていたのだけれど、
この時期になってもまだ見ない・・・。
夏になって、実家に行くとノウゼンカズラがあまり咲いていない・・・。
梅の実がなっていない。
自宅のベランダ栽培のゴーヤもほとんど成長せずにしなびてしまう。
アゲハ蝶のような大きな蝶が全然飛んでいない。
その他の虫が少なすぎる。
鳥が飛んでいない。
夕方になると巣に帰る鳥の群れを全然見ない。
・・・きれいな声で鳴く野鳥をみつける、数年前には見なかった種だ。
・・・一匹のミツバチを見つけてホッとする。
そして、いまコスモスが咲いていない・・・。
年々、動植物の絶滅は起こってきてはいたが、
そんなに身近で多種に感じることがあまりなかったように思う。
でも、これは本当、すべての絶滅が襲ってきているのは間違いないと思う。
花が咲かないということは、「種」ができないということで、
いずれ絶滅するサイン。
様々な種は補完しあって存続している。
人間だけでは存続できず、動物だけでも存続できず、植物、土壌・微生物、水、鉱石、
すべてが包括的に支えあい存続している。
そのバランスが著しく崩れている。
奇跡のりんごの木村さんが、地球の末路をなんとかするのは「農業」だ。
と言った意味が痛いほどわかる。
木を植え、植物を育て花が咲き、種がこぼれてまた芽が出る。
その輪廻が絶えてきている。
毎日、食べる食べ物の中に「種」はないだろうか?
それを生ごみに捨てて、燃やしてしまってはいないだろうか?
昔ならば、庭に捨てて、それが成長して実を自然につけていた。
今では、種の輪廻を犯罪扱いにする法律がある。
まったくもって、どうかしている。
日本の里山、森林がメガソーラに代えられている。
自然の輪廻を無視して「持続可能」と言うことに失笑する。
私たちの世界は相当狂ってきてしまったようだ。
「種」はどんな宝石よりも価値があるものということに気づいてほしい。