みなさま、こんにちは。
京都、スピリチュアル・セラピスト、ミヤノリト∞です
「命を使い果たす」
この言葉を思い浮かべる時、中村哲さんのことを思い出す。
中村哲さんは、医者でありながら、アフガニスタンに平和をもたらした偉大な方。
ノーベル平和賞はこの方こそが受賞するべきだ。
哲さんは、ご自分の命を使い果たされた。
なかなか人は、「使い果たす・・・」というところまで行けない。
理由のない不安を抱えて「大事に大事にし過ぎる」か、
何かの言い訳をして「飛び込まない」か・・・。
人間は、とても臆病な生き物。
弱く・・・その姿は見方によっては情けない。
命は自分のものであって、実は自分のものではない。
私たちは、心臓を自分の意識で動かし続けることができない。
誰が動かしているのだろう・・・?
なぜ、止まることをせず淡々と動いているのだろう。
神業としか思えない。
神業の中で私たちは生き長らえている。
それを考えると、私たちの命は、肉体は、
神業の手のひらの上で転がされているようにも思える。
自分の意思と必要なだけのお役目がかけ合わさって、その年月が決まる。
自分があの世へ行くとき、
「あーやり切った~!!!」
という達成感があれば、さぞ清々しくあの世へと向かうことができるかもしれない。
後悔しないように・・・、
少しでも命を使い果たしたい。