みなさま、おはようございます。
京都、スピリチュアル・セラピスト・ミヤノリト∞です☆
タロットは、オラクルカードよりもエネルギー的に「霊的」と感じます。
タロットの講座をお伝えする前は、
タロットを触ると時々、具合が悪くなる時がよくありました。
なぜなら、それは、タロットの内側に秘められた「陰」のエネルギーが強く感じられてしまった時です。
オラクルカードは、別名「エンジェルカード」と言われるように、
「陽」のエネルギーが強いカードです。
悩んでいる時というのは、ご本人が「陰」のエネルギーが強くなっている時です。
その「陰」に傾いてしまった状態を、
オラクルカードのエネルギーの力で「陽」の方へと持っていき、
私たちのエネルギーを「中庸」に近い状態へと引っ張り出してくれます。
しかし、タロットはどちらかというと
「陰」のエネルギーが強い。
落ち込んだところにタロットの「陰」のエネルギーが入り込むと、
さらに「陰」へと傾いてしまい、
ますます「ドーン・・・」となってしまいかねません。
タロットは、「頻繁に引いてはいけない」と言われているカードです。
オラクルカードはそれよりも、もっと手軽で、毎日でも引いて、
自分に勇気が起こるまで何度もメッセージをもらうことができます。
「頻繁に引いてはいけない」のは、
カードは自分の深層意識の鏡であるから、
その意識に直結し、あぶり出すというエネルギーが起こります。
その点で「タロットは残酷なのです」
ですから、一回のリーディングが真剣勝負で、
一回のリーディングに全神経を集中することをしなければなりません。
進歩をしたいという私たちの中にある欲求が、
「何かを知りたい」「この状況を何とかしなければ」
という意識へと向かわせ、
タロットという一つの媒体へとたどり着くのではないかと思います。
オラクルが「あいまい」なのは、
このタロットの説明でよくわかると思います。
オラクルは、あぶり出しはせず、「大丈夫」「大丈夫」と慰めてくれるカードです。
進化をしていくと、人はこの「陰」のエネルギーを見る時が必ず来ます。
それは、タロットの大アルカナの展開でもよくわかる通り、
「悪魔」「塔」「月」などの数字が後半のカードが示しています。
その深層の部分を見て行かないことには、
21の「世界」(中庸の領域)へと向かうことはできないのです。