みなさま、こんにちは。
京都・スピリチュアル・セラピストのミヤノリト∞です☆
最近、セラピストを支援するようなネットビジネス関係のお電話が多くかかってきてしまって、
そういうお電話に一々応対する時間がもったいなくなってしまい、
電話番号を伏せさせていただくことになりました。
でも、そういう方とお話しをしていると、
お話しがうまい人もいるし、
そういう話し方では、顧客をゲットするのは難しいかもね~
という色々な営業さんもいて、
電話で人間観察をするのが少し面白くなってしまう自分がいました。
何件か応対をさせていただいて、
一番思ったことは、
「顧客を多くしたいと思っているセラピストのニーズを叶える」
と一概に思い込んでいる営業さんが多くいるということ。
私の場合は、その逆を行っているからまったく話がかみ合わない。
だって、「顧客を多くする=売上があがる」
と単純にみんな思っているかもしれないけれども、
私が考えているのは、
「顧客を多くする=セッション・講座内容が雑になりがちになってしまう」
ということを恐れているから。
そもそも、なぜ講座がすべて個人講座になっているかというと、
一人一人の癖をみながら、そのお一人お一人にあったお話しなり、進め方なりをしていって、
丁寧にお伝えしたいから。
ブログのプロフィールを読んだら、多分そのことは見えてくることで、
そこの「丁寧に!」というところは絶対外せないところ。
それを読まずに、手当たり次第に電話してくる営業さんが多いのだろうと感じました。
もし、私がそういう
「顧客を増やすセラピストさんの支援的なビジネス」会社の営業担当だったら、
そういう手法ではしない。
私が他の営業さんの立場でお話しをするのだったら、こういう話をするだろう。
「恐縮ながら、ブログを見させていただいて、お電話させていただいております。
スピリチュアル企画をしている株式会社エーゴの宮富と申します。
お忙しいところお電話でのお時間をいただいておりますが、
本来、顧客を増やすためにお手伝いをしている会社ですが、
ミヤさんの場合、少し違った感じでされているようですね?
ブログを読ませていただいて、
なかなか個人講座で進めていらっしゃる方は少ないので色々大変でしょう?
今お考えになっている今後のご発想とか、
今後どうしていきたいとかそういう構想はおありですか?」
と、問いかけるということが必要。
だって、人の欲求の中には、
「自分を知って欲しい」というものが絶対的にあるから、
それを聞くことがまずは重要な点なのだ。
それと同時に、相手が困っていること、
必要としていることにまずは注目していかないと上手くはいかない。
だって、経営をしていれば、人それぞれ色々な構想や悩みがあるから、
その悩みを聞きながらどうしていくかということも会社の営業として含まれるということ。
売れていないところは、売りたいし、
では、なぜ売れないのか?
その着眼点をもって営業アプローチをしなければならない。
「印象が少ない」「何を理念としているのかよくわからない」
とかブログを読んだ印象をお伝えして、
様々なあいまいのところを修正する案を少し話すだけで、
「この営業は自分の何かを引き出してくれるかも!」
と思ってこの人の話を聞いてみようという気になるのだと思います。
そこで、もし、「私のどこがいけないのよ!」みたいな態度になっている人だったら、
その状態がその人の今の地点での最高の状態だから、
それ以上の伸びしろを見ることができない。
だからその場合は、すぐ引き下がる。
売れているところにも悩みはあって、
会社の移転をして規模を大きくしなければならないとか、
色々な細かい手間がそれだけ増えて、それをどうしようかとか、
新たな悩みが出てくる。
ただ売れればいいというわけではない。
でもただ売ればいいと考えている営業さんの裏の心は電話を切る間際にわかってしまう。
それは、電話を雑に切るから・・・。
「・・・わかりました」 ブッツ!
これでは、営業成績は上がらない。
私だったらこうする。
「本日は、お忙しい中、お話しをお聞きくださいまして、ありがとうございます。
もし、当社のニーズがご必要な時には、またよろしくお願い致します。
貴重なお時間をありがとうございました。」
そして、そのあとメールをして、ここにもまた同じような言葉と、
具体的にどういったことができるかを示す。
自分の電話番号とメールを必ず明記して・・・。
人間っていうのは、心が変化するし、色々な流れもある、
良いときだったり、悪いときだったり、
その時に必要ないと思ったとしても後でやっぱり・・・と思うこともある。
だから、そのあとにもご縁が隠れているかもしれない。
その隠れているところに到達するために、
一つのメールやアプローチをする。
でも、このスピリチュアル業界というかカウンセリング、
人の悩みを聞くことに関する職業には、これは当てはまらない。
なぜなら、この業界の目指しているところは、
「私たちが必要とされない社会」を目指しているから。
どんなことがあっても、
誰もがみんな明るい自分を思い出すことができて、
自分という人間を尊厳し、
生き生きとして自然に生を全うする。
そういう社会や人々になって欲しい。
そういうところには他からのカウンセリング、相談は必要がない。
だから、
「もう私のところになんて来ちゃだめよ~(笑)
あなたには自分の力があるんだからね~。
(でも、もしまた辛くなったら思い出してもいいよ)」
という微妙な関係だから、一般の売る側、買う側という関係とは違う。
普段、そんなことを思っているから、
自宅に来た訪問セールスの人に、
「そういう売り方では多分売れませんわ~」
なんて言ってしまうのだな~(笑)
セールスマンは、セールスしに行ったのに、
セールスの仕方をレクチャーされちゃうんだから、
関西のおばちゃん化している・・・?(笑)