ビギナー不登校の
ご新規来談シーズンが
やって来ました。
いろんな不登校児さんの
経緯をお聞きしていますと
長期化した不登校は
アディクションに近いものがある
と斜め見ています。
欠席することで
その日の授業を
取りこぼした。
勉強に遅れてしまった。
ついていこうとしても
時間が足りず間に合わない。
こんな自分はもうだめだ。
恥や自責の念や罪悪感でいっぱい。
将来、こんな自分は
やっていけるのだろうかと
不安で苛まれているところに
不登校に無知な教員や家族 が
学校を休んだから外に行くなとか
勉強しないと高校に行けないとか
意味のない(むしろ逆効果の)
追い打ちをかけるわけですね。
こんな自分なんて
消えてしまったほうがいい
とまで考える子もいます。
学校のことを考えるだけで
心身を覆う耐えがたい苦痛が
生じるようになってしまいます。
苦痛を和らげるために
学校を休むことを
やめられなくなります。
そう、学校に行けないのではなく
「休むことをやめられない」と
言ったほうがしっくり来ます。