↓キティ車掌とわたし

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​不登校支援を始めて26年
5歳の時から
やってます
パー
(ここ、笑うとこです)

星プロの不登校児とは?




以前、不登校児家族には
お気持ち主義者が多い、という
あてずっぽうの記事を書きました。





わたしは
カウンセラーのくせに
心とか気持ちとか語るのが
大嫌いなんですけど



日々、ご家族と不登校児さんの
やり取りをお聞きしてますと
お気持ち主義者に未来はない
つくづく思うようになりました。



   




職業柄、いろんな本を
四六時中読み漁っていますが、
印象的だったのがこの本。





皆さんがよくやりがちな、
眠気を催すまでベッドに横になる
というアレ、アカンらしいです。



ベッドと覚醒状態が
結びついてしまうと
眠れなくなるのです。



不眠の原因は
ベッドに横たわると
目が冴えるという
条件反射のため



睡魔が襲って来た時に
ベッドに横たわる習慣を作れば
ベッドに横たわると自然に
睡魔が襲って来ます。



つまり、睡魔を自動召喚するには
行動を変えるとよいということです。






ところがですね、
こういう話をしても
通じない人たちが
一部おりまして。



それがお気持ち主義者の方々です。



お気持ち主義者は
気持ちが整うまで
待ち続けるのが最適解
と考えてしまうのです。



これを不登校でたとえますと



学校に行きたいという
気持ちになるまで待つ



ということですね。



その逆も然りです。



不登校児さんの気持ちが
変わってしまう前に
学校に早く連れて行こうと
企むこともあるでしょう。



しかしご存知の通り
世の中は自分仕様には
できていません。



これを繰り返すとどうなるか。



実際の中高生の相談で
とても多いのですが



自分の気持ちに
家族が都合を
合わせるのは
当然のことであり
それをしないのは
よい家族ではない



と考えるようになります。
挙げ句の果てには、



う、う、うちの親は
ど、毒親に違いない…!



ぶー君の口調で読んでください



とすら思い込むようになります。



アダルトチルドレン業界のカモ爆誕です。






結局、何が言いたいかというと
気持ちが整うまで待ち続けるのは
生産的ではないということ。



最近になって唐突に
アントレプレナーシップ
やたら喧伝し始めたのは
お気持ち主義者の非生産性
どこかの賢い人が気がついた
からでしょうね(知らんけど)



   




そういえば先日、
床に転がっていた靴下を
わたしが手に取ると
つま先を差し出した
小1の男の子がいました。



たぶんおうちでは
そんなことはなさらないと
拝察いたしますが



つま先を出せば
靴下が自動召喚される呪文を
どこで覚えたのかなー。



でも、わたしはいじわるなので
ご自身で履いていただきました。