↓畑で採れた大根をもらった

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​不登校支援を始めて26年
5歳の時から
やってます
パー
(ここ、笑うとこです)

星プロの不登校児とは?




昨日のブログで
アンガーマネジメントの
悪口を書きましたが





アンガーをオールウェイズ
マネジメントするどころか
(feat. ルー大柴)



そのまったく真逆で
怒りっぱなしのやつがいた
と思い出しました。



全方位型24時間スパルタ式
で育てられた知人(49歳・男性)です。



こんなやつです


画像:東山動物園のシャバーニ




彼は常に扁桃体が発火しています。



膝蓋腱反射の勢いで怒ります。
なんか知らんけどいつも怒っています。



しかし、誰に対しても
まんべんなく怒っているので
一周回って平等主義です。



   




彼は幼少期より
競泳の英才教育を
受けており



9歳の時に初の全国優勝。



しかし、ノー勉太郎だったので
学校でも常に叱られていたそうです。



ある時、あまりにも
宿題をして来ないので



「勉強しないとおうちの人に言って
 水泳をやめさせてもらいますよ!」



と叱責なさった先生がいたそうです。
それに彼がなんと答えたかというと、



水泳やめさせるとか
無理だと思いますよー
おれ、全国イチだから



と答えたそうです。



4年生か5年生の時らしいですけど
全然かわいくないですね



   




小学校を卒業した後もそのまま
クラブチームで泳いでいたので
部活動には入っていませんでした。






ところが、彼が中3の時に
新しくやって来た体育の先生が
水泳部に入らないかとスカウト。



彼はある交換条件を出したそうです。



廊下を歩いているだけでも
叩かれたり怒鳴られたりする
80年代末期の学校で、です。



よくそんな条件だしたなあと。






目論見通りトントン拍子で勝ち進み、
全国大会で優勝して夏を終えました。



交渉の成果はその後です。



彼は入部と引き換えに
水泳部のオリジナルの
かっこいいジャージを作れ
と条件を出したそうです。



なぜなら



体育大会の部活動行進に
海パンで出るのが嫌だから



当日は黒のジャージで
颯爽と歩いたそうです。



京アニ作品『Free!』の

鮫柄学園のようですね。







わたしは今、偶然にも
この友人の母校で勤めているので
なんとなくルーツがわかって面白い。



学童で6年生にくってかかる
いかつい3年生男児さんが
令和の今もおわしますので
彼を育てた学校風土は健在。



個人の性格だと思っていたことが
実は文化だったのかもしれないと
気づかされることが時々あります。



だまされたと思って一度は
疑ってみる価値ありますよ。



わたしが考えるに、
一番タチが悪いのは
ダブスタですからね。



人によっててのひら返したように
態度変えるやつのほうがヤバいです。