↓畑で採れた大根をもらった

サムネイル

​不登校支援を始めて25年
5歳の時から
やってます
パー
(ここ、笑うとこです)

星プロの不登校児とは?




昨日の続きです。





2023年度の大学進学率は57.7% 

過去最高を更新したそうですが
今年はさらに上回りそうですね。



とはいえ



大学進学が当たり前の時代に
異なる進路を志望するのは

いばらの道を歩くようなもの。







どこの高校さんでも

そうだと思いますが

入学間もない頃から

進路指導が始まります。




これがまず生徒さんを

うんざりさせるのですね。




やっと高校受験が

終わったと思ったのに

もう次の受験の話を

聞かされるなんて。




職業科の高校は入試の時点で

何を学ぶか選択済みですが、




普通科の高校だと

文理コース選択の

決断も迫られます。




次から次へと

選択と決断を迫られる

日本の高校生こそ




シーナ・アイエンガー博士の

研究対象にしていただけまいか。








   



※以下の事例には改変・脚色を加えています




ある職業に就くためには

大学よりも専門学校のほうが

タイパもコスパも格段に上だと

気づいた高校生さんがいました。




考えた末、正直に本心を

ご家族に打ち明けたところ




「そんなところ(専門学校)

 に行かせるために

 高い塾代払って

 来たんじゃないよ!







と開口一番キレられたそうです。



ご家族のご発言の真意は不明ですが
この出来事に立腹したご本人さんは
ストライキ不登校を決行(頭脳派)



突然の疾風怒濤に驚いたご家族が
「卒業だけはして欲しい」と降参。



あっという間に形勢逆転しまして



希望の進路を叶え
晴れ晴れとした表情で
卒業して行きました。



   




別の不登校傾向の高校生さんは
海外の大学を志望するに至りました。



ご家族としては



この苦境から
抜け出せるなら
どこにでも行って!



というご心境でしたが
(ほぼ悟り)



担任の先生には同意がもらえず、
留学したいなら国内の大学からでも
いいのでは、というお考えでした。



しかし、先生がご本人さんを
説得しようにも学校に来ません。



結局、不登校をうまく隠れ蓑にして
オセアニア圏の大学に進学しました。






その数年後
リーマンショックによる
就職難時代が到来。



日本の大学生はみんな
苦難を強いられました。



その頃こちらのご家族と
お目にかかることがあり
ご近況をお尋ねしますと



あれこれ心配事を
語るご家族に対して



「うちの家族はみんな
 ちっちゃいことで
 動揺しすぎだよねー」



と笑っていたそうです。



思い切って挑戦した人
だからこその余裕です。






これは余談ですが



団塊世代の退職とともに
2005年頃より教員業界は
大量採用時代に突入。



しかし、リーマンショックにより
物心つく頃にはバブル終わってた世代
就職氷河期が正面衝突しました。



今、学校で中堅としてご活躍の
アラフォー教員様はおそらく
そのあおりを受けた方々です。
大変ご優秀な方々ばかりです。



今の学校が回ってるの、
リーマンショックのおかげやな
と、しみじみ思います。



   




ということで



こんなに簡単に
大人が膝から
崩れ落ちるのだから



今の子ども達が
不登校という切り札を
手放すとは到底思えません。



不登校はこれからも
増えると思いますよ